久元 喜造ブログ

2013年8月2日
から 久元喜造

有害鳥獣対策に本腰を

7月28日のブログ で、西区にお邪魔したことを書きましたが、そのとき、西区では、有害鳥獣による被害がかなり出ているという話をお聞きしました。

押部谷で農業を営んでおられる方のお話では、イノシシなどに野菜などを荒らされるのは、しょっちゅうだそうです。
それどころか、ため池の堤防に生えている草の根を食べようと、イノシシが堤防を掘り返すので、堤防が決壊するおそれも出てきているそうで、かなり深刻です。

神戸市のまとめでは、平成24年度の有害鳥獣による被害総額は、3900万円。
内訳は、鳥類が1800万円、アライグマが1400万円、イノシシが500万円、ヌートリアが200万円だそうですが、数字に表れてこない被害や日常生活への影響が出ているものと思われます。

鳥獣被害への対応策としては、猟友会に、鳥類、アライグマ、イノシシ、ヌートリアの捕獲を依頼し、捕獲謝礼金を支払っています。
また、アライグマ、ヌートリアは、農業者が捕獲箱により捕獲できるので、農業振興センターなどから捕獲箱を貸し出しています。

有害鳥獣被害は、全国的に大きな問題となっていて、総務省にいたとき、地方の自治体の知事さんや市町村長さんからよく聞かされました。
しかし、神戸でここまで被害が出ている現実は、あまり市民には認識されていないのかも知れません。西区や北区で、かなり大きな問題になっていることは、もう少し市民の間で共有されてもよいのではないでしょうか。

灘区のまちづくり課の方の話では、イノシシの子どもが、河川敷に現れて、川の中から出られなくなると、「ウリ坊を早く助けてやれ」といった電話がよくかかってくるそうですが、西区や北区では、どうも、そんな次元の話では、ないようです。

行政としても、対応をもっと強化する必要があります。

 

 


2013年8月1日
から 久元喜造

「もうすぐ陽がのぼる」 ― 私が好きな曲③

確か、1969年(昭和44年)、高校に入った年、吉永小百合が歌っていたように記憶しています。
作詞:北山修、 作曲: はしだのりひこ。
フォークソング系の曲でした。

もうすぐ陽がのぼる 港に朝がくる
もうすぐ陽がのぼる 港に船が着く
名前も知らない国へと 旅に出る
子供のままの 私とはサヨナラ

別に深い内容があるわけでもなく、曲がものすごく素敵だったというわけでもありません。
ただ、吉永小百合の歌声が、すごく澄み切っていて、清潔感があったことを覚えています。
それに、この歌は、神戸にぴったりでした。
ひとり、港に佇み、この歌を口ずさんでいました。

名も知らぬお船に乗り 地図にない海をゆく
もうすぐ陽がのぼる 私は泣かないわ
名前も知らない国へと 旅に出る
誰も私を知らない 国へ 行きたい

2番の歌詞の中の、「誰も私を知らない 国へ 行きたい」という部分が、とくに好きでした。
そろそろ、神戸とは違う、新しい世界への憧れのようなものがあったのかも知れません。
曲は、こう閉じられます。

名前も知らない国へと 旅に出る
新しい私の人生が はじまる

あれから、40年が経ち、今、「名前も知らない国」ではなく、この歌に憧れた、生まれ故郷の街で、私の新しい人生が始まりました。


2013年7月31日
から 久元喜造

安倍総裁から推薦書をいただきました。

昨日は、朝9時半から、自民党本部で、安倍晋三総裁から、10月27日に行われる神戸市長選挙に、私を自民党として推薦する推薦書をいただきました。
安倍総裁が、推薦書を読み上げられ、握手していただき、記念撮影をしてくださいました。
安倍総裁からは、「神戸でしっかり頑張ってください」と激励をいただきました。

続いて、高村正彦副総裁、石破茂幹事長、河村建夫選挙対策委員長をはじめ、最高幹部の役員のみなさまと、ひとりひとり握手をしていただき、記念撮影をしました。
長くお世話になってきました、政調などの事務総局のみなさんと久しぶりにお会いでき、「頑張ってください」と声をかけていただいたのは、うれしかったです。

党本部の玄関前では、世耕弘成、加藤勝信の両官房副長官にお会いし、握手を交わすことができましたし、総務省におりましたとき、お世話になりました、宮路和明議員、岩城光英議員からも、あたたかい励ましをいただきました。

官邸をたずね、菅義偉官房長官にご挨拶しました。
菅官房長官が総務大臣をされていたとき、私は、選挙部長として、お仕えしました。
衆参の予算委員会の時、夜中まで、菅大臣と、公職選挙法や政治資金規正法の解釈について、打ち合わせをさせていただいたことを思い起こします。

続いて、法務省に、谷垣禎一法務大臣、盛山正仁法務大臣政務官をお訪ねし、挨拶させていただきました。
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エレベーターの中では、旧知の法務省幹部にばったりお会いし、励ましをいただだきました。

11時過ぎに新幹線で神戸に向かいましたが、短時間のうちに、濃密な時間が流れました。


2013年7月30日
から admin

神戸大、関西学院大のみなさんとの意見交換

きのうの夜は、三宮の勤労会館で、神戸大学、関西学院大学の学生のみなさんと、「ソーシャルプレナーセッション」と銘打ち、2時間ほど、意見交換をさせていただきました。
最初に、私から、今の社会をどう見ているのか、閉塞感が広がっているように感じられるが、その原因として考えられることは何か、そのような閉塞感を克服するには、何が求められているのか、そして、神戸の街が問われている課題などについて、30分ほど、お話ししました。
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その後、意見交換と議論を行いましたが、「自分は閉塞感を感じていない」という意見も複数出され、世代間に見方の違いがあることも感じました。
また、ネットの時代だからこそ、若い世代は、もっと直接的なコミュニケーションを求めているのではないか、また、ほかの人と関わりたい、と思っている若者もたくさんいるのではないか、という意見も出て、心強く感じました。
若い世代がもっと街づくりに関わってもらうために、空きスペースを活用したコワーキングスペースをつくったり、街のにぎわいのために、いっしょに参加してもらう手立てなどについて、議論に花が咲きました。
ただ、残念ながら、神戸の街に対する評価は、分かれました。
神戸の街のにぎわい、多様な商店街の魅力を高く評価する声がある一方で、働く場所としては、神戸よりも大阪に軍配を上げる人が多くいました。
同時に、神戸に住んで、大阪で働くことに魅力を感じる意見も、複数ありました。
私が市長になったら、学生のみなさんと自由に意見交換をする場をつくりたい、と約束しました。
遅めの新幹線で、東京に行かなければならなかったので、居酒屋での打ち上げには参加できませんでしたが、とても、楽しい、また、私自身、触発される時間を共有できました。

2013年7月29日
から 久元喜造

メールマガジン【神戸上昇気流通信】創刊

メールマガジン【神戸上昇気流通信】を創刊し、きょう、第1号(2013.07.29号)を発行しました。

第1号は、久元きぞうが過去にお名刺交換させていただいた方、久元きぞう後援会連合会にご入会くださった方、オフィシャルサイトから応援メッセージをお送りいただいた方に、お送りさせていただきましたが、是非、たくさんのみなさまに、お読みいただければありがたく存じます。

配信を希望される方は、http://hisamoto-kizo.com/mailmag/ にてご登録くださいますよう、お待ち申し上げております。

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発 行 元 :久元きぞう後援会連合会事務局

発 行 日:2013年7月29日(月)

U R L :http://hisamoto-kizo.com/

お問合わせ:info@hisamoto-kizo.com

住  所 :神戸市中央区磯辺通 4-2-26 新芙蓉ビル 8階

編集・発行:「神戸上昇気流通信」編集事務局

 

以下は、メールマガジンの目次です。

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■ 神戸上昇気流通信 ■              Vol.1 (2013.07.26号)

神戸は「新しいステージ」へ

[目次]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】久元きぞうからのメッセージ

【2】久元きぞう 活動報告(6月7日~7月29日)

【3】「神戸市政・対話フォーラム」のご案内(8月6日、13日、19日)

【4】「久元祐子スペシャルリサイタルin KOBE」のご案内(8月6日)

【5】ピックアップ~久元きぞうオフィシャルブログ(6月21日~7月23日)

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2013年7月28日
から 久元喜造

住吉神社「茅の輪」くぐり

きのうは、西区の、西神南、平野、そして、押部谷にお邪魔しました。
西神南は、ニュータウンですが、平野と押部谷は、農村地帯です。田圃では、稲がすくすくと育っていました。
押部谷では 住吉神社 にお参りしました。

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住吉神社 は、奈良時代、8世紀末に創建されたと伝えられる、由緒ある神社です。
ちょうど、夏越祭と万灯祭が執り行われていて、 境内には、たくさんの燈が掲げられていました。

万灯祭の舞台で、挨拶をさせていただきました。
西区に伝わる、住吉神社をはじめ、貴重な神社仏閣、祭礼、民俗芸能をしっかり守り、未来に引き継いでいきましょう、と呼びかけました。
神戸には、貴重な有形、無形の文化財があります。
文化財をさらにしっかりと守り、将来の世代に引き継いでいくことが出来るよう、行政とのしての取り組みを強化していきます、と、お話させていただきました。

境内には、「茅の輪」がしつらえられてありました。
『備後風土記』によると、素盞嗚命(すさのおのみこと)に、旅の宿を提供した蘇民将来が、 教えに従って腰に茅の輪を下げたところ、その子孫に至るまで厄疫なく立ち栄えたという記述があり、この故事にならい、茅の輪をくぐり、 罪の穢れや厄難を祓い落とすという神事が受け継がれてきたそうです。
私も、神主さんのあとに続き、しきたりに従って、茅の輪をくぐらせていただき、神社にお参りさせていただきました。

 


2013年7月27日
から 久元喜造

駅立ち・事始め

今週から、駅立ちを始めました。

7月24日(水)は、午前7時から、JR兵庫駅南口で、初めての駅立ちです。
何でも初めてのことは、緊張するものですが、何とか声を出すことが出来ました。
神戸の歴史や伝統、あの阪神・淡路大震災を乗り越えてきた神戸のこれまでの歩みをしっかりと受け継ぎ、「新しいステージの神戸」を、市民のみなさんとともにつくっていきましょう、と訴えました。
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7月25日(木)は、やはり午前7時から、阪神・岩屋駅前で、駅立ちをしました。
学生・生徒さんの中には、手を振ってくれる人もいて、ありがたかったです。

7月26日(金)も、午前7時から、地下鉄・西神中央駅前に立ちました。
見知らぬ方が、近寄ってきて、握手をしてくださったり、遠くから手を振っていただく方もいらして、とても勇気づけられました。
用意してきたチラシが、すべてなくなってしまったことも、予想に反してありがたかったです。

そして、きょう、7月27日(土)は、三宮駅の南で、マイクを握りました。
神戸が、好むと好まざるとに関わらず、厳しい都市間競争の中に置かれていること、大阪が大きく変わろうとしている今、神戸の玄関口、三宮も、思い切った大改造をしていく必要があることを訴えました。
そして、その際、ミニ梅田のような街をつくるのではなく、三宮の味わい、雰囲気、香りを大切にし、残しながら、新しい街づくりをいっしょになって考え、実現していきましょう、呼びかけました。

みなさんのご声援をいただきながら、よちよち歩きの政治活動を始めました。
たくさんのみなさんのおかげで、「駅立ち・事始め」を、無事、スタートさせることができましたことに、感謝申し上げます。


2013年7月26日
から 久元喜造

わかりやすい高速神戸駅周辺の表示

7月8日のブログ で、新神戸駅近くの案内板を取り上げ、神戸は、全体的に、案内板や標識が不足していて、不十分なのではないかと書きました。

この前の土曜日、JR神戸駅で降り、地下に入って、デュオ神戸を通り、高速神戸駅の改札口を横目に見て、楠公さんの方に向かいましたが、全体的に、案内板、地図などが充実していて、わかりやすく感じました。
高速神戸駅改札口を出たところにある案内板ですが、主要な行き先が記されていて、親切です。

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上の案内板のすぐ近くには、周辺の地図も掲示されていて、主要なポイント以外の場所に向かう方にも、ありがたいですね。

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そして、メトロ神戸のお店も、わかりやすい場所に掲示されています。

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地下街を管理しておられるみなさんの、細やかな心配りが感じられ、うれしくなりました。

多くの人が通るいろいろな場所に、こうしたわかりやすい案内板が増えていってほしいと思います。


2013年7月25日
から 久元喜造

神戸市資源リサイクルセンター

昨日、西区木津の 神戸複合産業団地 の中にある 神戸市資源リサイクルセンター にお邪魔しました。
資源ゴミである、缶・びん・ペットボトルを、選別し、日本容器包装リサイクル協会 や民間事業者に引き渡すために、分別などを行う施設です。

ちょうど回収日の水曜日でしたので、缶・びん・ペットボトルが、次々と、運び入れられていました。

家庭から収集された缶・びん・ペットボトルは、ひとつの袋に入っていますから、袋から取り出す必要があります。
リサイクルセンターには、袋を破り、袋を取り除く設備が備え付けられていますが、かなりの袋が残るので、コンベアーの上で、袋を取り除く作業が行われていました。

この後、スチール缶、びん、アルミ缶、ペットボトルの順に分別されます。
分別する設備は、それぞれあるのですが、完全に機械で分別しきれるわけではありませんし、ガラスの破片や、ビニールの容器など、リサイクルの対象にならない異物がかなり混入していますから、これらも取り除く必要があります。
これらの異物などを取り除く作業は、手作業で行われています。

下の写真は、分別されたペットボトルが、ベルトコンベアーで次々に流れて来て、これらからさらに異物を取り除く作業の様子です。

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スチール缶も同じです。

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神戸市では、かなり分別が進んでいますが、それでも、資源のリサイクルが円滑に行われるためには、かなりの手作業が必要であることを改めて認識しました。
手作業によって、資源ゴミから異物が取り除かれ、そのような作業を経てはじめて、リサイクルが可能になります。
この作業を行っているのは、知的障害者のみなさんです。
知的障害者のみなさんが、資源のリサイクルを支えていただいています。

 

 


2013年7月24日
から 久元喜造

久元祐子のコンサート in KOBE

家内の久元祐子が、次のとおり、神戸で、コンサートを開催させていただくことになりました。
音楽を愛好されるみなさまに、お聴きいただければ、幸いです。

チケットの前売りは、基本的にはしておりません。
当日、会場でお買い求めいただきますよう、お願い申し上げます。

久元祐子トークコンサート「モーツァルトの即興演奏」

モーツァルトは、天才的な作曲家であり、ピアニストでした。
即興演奏を得意としていたモーツァルト。
モーツァルトの即興演奏はどのようなものだったのか、残された楽譜や記録をもとに、想像も交え、モーツァルトの即興演奏を蘇らせてみたいと思います。

●日時  平成25年8月6日(火)午後6時半 開演

●プログラム

モーツァルト :幻想曲 ニ短調 KV397
モーツァルト :ロンド イ短調 KV511
モーツァルト :サリエリの「ヴェネツィアの市」の主題による6つの変奏曲 ト長調 KV180
モーツァルト :ピアノ・ソナタ ニ長調 KV311

 

●会場 灘区民ホール  電話 078-802-8555

●入場料 1000円

●主催: 久元祐子リサイタル実行委員会

お申込み https://ssl.form-mailer.jp/fms/d58dfdd7257540

お問い合せ先 電話 078-709-6500

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