きのうの夜は、三宮の勤労会館で、神戸大学、関西学院大学の学生のみなさんと、「ソーシャルプレナーセッション」と銘打ち、2時間ほど、意見交換をさせていただきました。
最初に、私から、今の社会をどう見ているのか、閉塞感が広がっているように感じられるが、その原因として考えられることは何か、そのような閉塞感を克服するには、何が求められているのか、そして、神戸の街が問われている課題などについて、30分ほど、お話ししました。
その後、意見交換と議論を行いましたが、「自分は閉塞感を感じていない」という意見も複数出され、世代間に見方の違いがあることも感じました。
また、ネットの時代だからこそ、若い世代は、もっと直接的なコミュニケーションを求めているのではないか、また、ほかの人と関わりたい、と思っている若者もたくさんいるのではないか、という意見も出て、心強く感じました。
若い世代がもっと街づくりに関わってもらうために、空きスペースを活用したコワーキングスペースをつくったり、街のにぎわいのために、いっしょに参加してもらう手立てなどについて、議論に花が咲きました。
ただ、残念ながら、神戸の街に対する評価は、分かれました。
神戸の街のにぎわい、多様な商店街の魅力を高く評価する声がある一方で、働く場所としては、神戸よりも大阪に軍配を上げる人が多くいました。
同時に、神戸に住んで、大阪で働くことに魅力を感じる意見も、複数ありました。
私が市長になったら、学生のみなさんと自由に意見交換をする場をつくりたい、と約束しました。
遅めの新幹線で、東京に行かなければならなかったので、居酒屋での打ち上げには参加できませんでしたが、とても、楽しい、また、私自身、触発される時間を共有できました。