久元 喜造ブログ

2025年1月24日
から 久元喜造

兵庫県育才会「尚志館」

1972年(昭和47年)、高校を卒業して上京すると、ほとんど地震がなかった神戸に比べ、かなりの頻度で地震があるのには驚きました。 大学に入学して入ったのが、兵庫県育才会が運営する兵庫県学生寮「尚志館」でした。 兵庫県育才 … 続きを読む

2024年12月21日
から 久元喜造

『評伝 勝田銀次郎』

震災30年が間近になり、神戸が経験した大災害のことを話すとき、ときどき触れるのが、1938年(昭和13年)の阪神大水害です。 7月3日から5日にかけて、台風に刺激された梅雨前線は、神戸市をはじめ阪神地域に集中豪雨をもたら … 続きを読む

2024年6月29日
から 久元喜造

淡河宿本陣跡の夕べ

北区淡河町の「淡河宿本陣跡」に、久しぶりにお邪魔しました。 淡河町は、神戸市の北部に位置し、豊かな里山が広がる農村地域です。 町内には、歴史ある神社仏閣、茅葺民家、観音堂などが残されており、自然環境と文化遺産が一体となっ … 続きを読む

2024年5月11日
から 久元喜造

神戸・大阪間の鉄道開業150年

今日、5月11日は、西日本で初めての鉄道である神戸・大阪間が開業して150年に当たり、神戸駅で記念行事が行われました。 現在の神戸駅は、1930年(昭和5年)に完成した3代目の駅舎です。 開催していただいたJR西日本のみ … 続きを読む

2024年4月13日
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里山についての回想

もう56年も前のことです。 山田中学校の3年生だった私は、受験勉強をしながらも、田んぼの畔を歩き、池で鮒を釣り、雑木林を歩き回っていました。 作文の宿題が出され、段々になった田んぼの美しい様子を描いた文章をつくって提出し … 続きを読む

2024年1月28日
から 久元喜造

灘校・震災とのたたかい。

灘中学校・灘高等学校の前校長、和田孫博先生のご著書を読みました。 胸に突き刺さるのは、あの震災のときの記録です。 1995年1月17日に朝、大阪市福島区のご自宅は、激しく揺れ、和田先生はすぐにお父上とともにタクシーで灘校 … 続きを読む

2023年6月17日
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1930年代の神戸・ジャズの街

神戸ゆかりの小説家、上田早夕里さんの『上海灯蛾』を読んでいます。 主人公の次郎は、兵庫県の山間部でも特に寒い地方で生まれ育ちました。 こんな山間僻地にはもう住みたくない。 次郎は書置きを残して故郷を後にしました。 行先は … 続きを読む