久元 喜造ブログ

2023年1月28日
から 久元喜造

川本三郎『荷風の昭和』

だいぶ前に知り合いからもらった雑誌のコピー『荷風の昭和』を、夜遅くときどき読んでいます。 今回のテーマは「市川左團次との親交」。 親しい友人をつくろうとしなかった永井荷風にとり、数少ない友人が歌舞伎俳優の二世市川左團次で … 続きを読む

2023年1月15日
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揖斐高『江戸漢詩の情景』

帯に、「江戸の人びとの感情や思考のあり方を広く掬い上げ、江戸文学の奥深い魅力へと迫る詩話集」とあります。 文学に造詣の深い方には、文学の観点からの発見や気づきがたくさんあることと想像します。 そうでない私にとり、江戸時代 … 続きを読む

2023年1月3日
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片山杜秀『音盤考現学』

近年論壇に頻繁に登場する著者は、慶應義塾大学に学び、現在、慶應義塾大学法学部教授。 専攻は政治思想史のようですが、学生時代は三田レコード鑑賞会に所属し、ピアノ調律師で音楽プロデューサーの原田力男が主宰していた「零の会」の … 続きを読む

2022年10月10日
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関口高史『牟田口廉也とインパール作戦』

太平洋戦争中の作戦の中で最も無謀とされ、多数の戦死者、餓死者を出したインパール作戦。 テレビのドキュメンタリーでもときどき取り上げられ、その実像はどのようなものであったのか、以前から関心を持っていたので、「インパール作戦 … 続きを読む

2022年10月1日
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饗庭 伸『平成都市計画史』

冒頭、著者は、成熟期を迎えた1968年(昭和43年)の都市計画法には「二つの方向への拡大に対する呪い」が仕込まれたと指摘します。 一つは、横方向への呪い―「線引き」と呼ばれる都市と農村の境界線です。 もう一つは、「容積率 … 続きを読む

2022年9月3日
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松村淳『建築家の解体』

著者は、労働社会学、文化社会学専攻の社会学者です。 建築設計の実務経験があり、二級建築士の資格もお持ちで、従来から建築家を研究対象にして来られました。 前著「職業としての建築家の社会学 建築家として生きる」(晃洋書房;2 … 続きを読む

2022年8月17日
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中北浩爾『日本共産党』

日本共産党は、戦前、戦後を通じ、同じ名称で活動してきた政党です。 日本の近代史を立体的に理解したいという思いから拝読しました。 日本共産党は、1922年7月15日、東京・渋谷の高瀬清の部屋に、堺利彦、山川均ら8名が集まり … 続きを読む