久元 喜造ブログ

2021年8月15日
から 久元喜造

道尾秀介『風神の手』

四編から成る連作小説です。 ある種の嘘や偶然の出来事が次の世代に引き継がれ、思いもかけぬ展開を遂げていきます。 物語はミステリー風に展開していきますが、全体を通して読むと、何十年にもわたる大河小説のように感じられました。 … 続きを読む

2021年7月10日
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齊藤広子+浅見泰司編著『タワーマンションは大丈夫か?!』

経済学、都市工学、都市景観など学界のほか、弁護士、不動産鑑定の実務家など15名の専門家による共著です。 最後に座談会が掲載されており、登場される先生方の中の戎正晴先生、齊藤広子先生は、神戸市の「タワーマンションのあり方に … 続きを読む

2021年6月6日
から 久元喜造

カナダが向き合う過去について

子どものときの出来事とか、学んだこととかは、意外とよく覚えているものです。 読んだ本の中で、印象の残った一節の中には、ずっと記憶に残っているものがあります。 そのような中に、カナダについて書かれたことがありました。 多分 … 続きを読む

2021年5月1日
から 久元喜造

一ノ瀬俊也『東條英機』

帯に「定説をくつがえす本格評伝」とあります。 東條英機に関する定説とは、すでに航空戦の時代になっていたのに飛行機を軽視し、非合理な精神論をふりかざして国民を無謀な戦争に引きずり込んでいったといった類のものでしょう。 著者 … 続きを読む

2021年3月23日
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齋藤富雄『「防災・危機管理」実践の勘どころ』

神戸の震災のとき、著者は当時の貝原俊民知事の下で知事公室次長・秘書課長をされていました。 冒頭から地震当日の様子が生々しく語られます。 震災後には、初代の兵庫県防災監、そして副知事を務められ、震災と復旧・復興事業の重要な … 続きを読む

2021年2月14日
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中村文則『R帝国』

テクノロジーが飛躍的に進化し続ける現代。 人間がテクノロジーを使いこなし、社会的不公正の是正や社会的課題の解決に活用していくことが求められます。 逆にテクノロジーが独自の進化を遂げ、人間を支配するようになれば・・・ ある … 続きを読む

2021年1月23日
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松原隆一郎『荘直温伝』

岡山県高梁市で900年続く荘家。 30代目の荘芳枝さんの代で、その歴史を閉じることになります。 『頼介伝』の著者、松原隆一郎さんは、ふとしたきっかけで荘芳枝さんを知り、以降何度も高梁を訪れて本書を上梓されました。 物語は … 続きを読む

2020年12月14日
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都染直也『ことばのとびら』

甲南大学文学部日本語日本文学科・都染直也教授のご著書です。 都染先生が主宰される甲南大学方言研究会は、このほど令和2年度神戸市文化活動功労賞を受賞されました。 本書の内容は、映画『砂の器』で重要な意味を持つ東北弁に関する … 続きを読む