「新しい時代には、新しい政治学が必要である」。 トクヴィルのこの言葉から始まります。 『アメリカのデモクラシー』は以前に読んだことがあり(2016年6月12日のブログ)」、ある種の親近感を持ちながら読み始めました。 本書 … 続きを読む
2024年10月3日
から 久元喜造
2024年10月3日
から 久元喜造
「新しい時代には、新しい政治学が必要である」。 トクヴィルのこの言葉から始まります。 『アメリカのデモクラシー』は以前に読んだことがあり(2016年6月12日のブログ)」、ある種の親近感を持ちながら読み始めました。 本書 … 続きを読む
2024年7月5日
から 久元喜造
兵庫県公館 で午後に会議が開かれるとき、早めに到着して時間があると、公館の中にある 県政資料館 にお邪魔します。 県政の年表には、初代の伊藤博文からの歴代兵庫県知事の写真が飾られ、主な業績が記されています。 この前に訪 … 続きを読む
2024年6月8日
から 久元喜造
新書で山県有朋の評伝を読むのは、伊藤之雄『山県有朋-愚直な権力者の生涯-』(文春新書)以来です。 伊藤が、山県の人となりやそのときどきの心情に迫っていくのに対し、本書では時代の流れの中での山県の立ち位置を明確にしながら、 … 続きを読む
2021年9月23日
から 久元喜造
帯には「元幹部が”女帝”のタブーを明かす」とありますが、内容の大部分は、東京都庁の実態です。 著者は、都庁の人事課長、知事本局計画調整部長、選挙管理委員会事務局長などを歴任した人物。 豊洲の中央卸売市場移転問題のさ中には … 続きを読む
2021年1月23日
から 久元喜造
岡山県高梁市で900年続く荘家。 30代目の荘芳枝さんの代で、その歴史を閉じることになります。 『頼介伝』の著者、松原隆一郎さんは、ふとしたきっかけで荘芳枝さんを知り、以降何度も高梁を訪れて本書を上梓されました。 物語は … 続きを読む
2020年10月13日
から 久元喜造
本棚にあった本書を何気なく手に取り、懐かしくなって読み始めました。 旧知のジャーナリストお二人が、2011年、2012年頃の地方自治制度改革の「深層」を分析されています。 私は、2008年7月から2012年9月まで総務省 … 続きを読む
2019年7月31日
から 久元喜造
「地方交付税」という言葉は、小中学校の教科書にも出てきました。 「国庫支出金」との違いが教科書の説明では理解できず、もやもやした気分になったことを想い起します。 仕事で地方自治の道を選び、地方自治体の財政部局に三度配属さ … 続きを読む
2019年5月31日
から 久元喜造
かつて、例えば30年ほど前、郡部において投票率が極めて高かったという事実の背景には、人々にとり、町村役場や町村議会が身近な存在であったということがあるのではないかと思います。(2019年4月25日のブログ) 月日は流れ、 … 続きを読む
2019年5月16日
から 久元喜造
1980年代、郡部での投票率は、たいへん高い水準でした。(4月25日のブログ) 同じ頃に出版された、京極純一『日本の政治』(1983年 東京大学出版会)には、日本人の伝統的な秩序構造に関する興味深い記述があります。 故京 … 続きを読む
2019年5月6日
から 久元喜造
去る4月7日に行われた神戸市会議員選挙の投票率は、全市で、39.98%と、過去最低を記録し、初めて40%を切りました。 区ごとに見てみると、かなり差があるのがわかります。 一番高いのは、須磨区で、43.85%。 次に、北 … 続きを読む