チェコの作家、ミハエル・アイヴァス (1949~)の話題作です。(阿部賢一訳、 河出書房新社) 作者の生まれ故郷、プラハが舞台です。 「私」は、雪の降る日、古本屋で不思議な菫色の本に出会います。 そこには「痙攣して締めつ … 続きを読む
2019年11月24日
から 久元喜造
2019年11月24日
から 久元喜造
チェコの作家、ミハエル・アイヴァス (1949~)の話題作です。(阿部賢一訳、 河出書房新社) 作者の生まれ故郷、プラハが舞台です。 「私」は、雪の降る日、古本屋で不思議な菫色の本に出会います。 そこには「痙攣して締めつ … 続きを読む
2019年11月18日
から 久元喜造
神戸市の街は、中心部に高層タワーマンションを林立させて人口増を図るのではなく、市内それぞれの地域にバランスよく人口を配置していくことが重要だと考えてきました。 地域の核となる場所が、駅前です。 神戸では戦前から鉄道網が整 … 続きを読む
2019年11月13日
から 久元喜造
(前回) 朝日社説は、今回の一連の措置について「疑問を禁じ得ない」とし、「市民の声に耳を傾けることは大切だが、公務員の身分保障を軽んじてよいわけではない」と指摘します。 ずいぶん腰が引けた表現ですが、公務員制度について、 … 続きを読む
2019年11月12日
から 久元喜造
(前回) 朝日社説は、「新設した規定の内容にはあいまいさが残り、乱用への懸念もある」と指摘します。 条例に追加した休職事由「起訴されるおそれ」「引き続き職務に従事することにより、公務の円滑な遂行に重大な支障が生じるおそれ … 続きを読む
2019年11月11日
から 久元喜造
(前回) 今回のおぞましい事件を受け、神戸市の学校教育への信頼を回復していくために行わなければならないことはたくさんあります。 10月17日には、総合教育会議 を開催し、教育長、教育委員の先生方と今後の対応を協議しました … 続きを読む
2019年11月10日
から 久元喜造
(前回) 朝日社説は、神戸市の分限懲戒審査会の見解、すなわち「職員に重大な不利益を及ぼすだけに、正確な事実認定と厳格な判断・解釈が必要。そうした判断は懲戒処分として行うべきだ」の部分を引用し、「まっとうな指摘」と共感を示 … 続きを読む
2019年11月9日
から 久元喜造
(前回) 朝日社説は、今回の条例改正を「急ごしらえの規定」で、「1週間で手続きが進んだ」ことを批判します。 教育行政の現場が大混乱に陥り、行政運営にも支障が出かねない事態を前にして、自治体関係者には迅速な対応が求められた … 続きを読む
2019年11月8日
から 久元喜造
(前回) 分限・懲戒処分は、事前審査手続きを経ることなく、任命権者の判断と責任で行うというのが、地方公務員法の立法趣旨です。 分限懲戒審査会を任意で設けるにしても、その意見はあくまでも参考です。 しかも、今回の審査会の見 … 続きを読む
2019年11月7日
から 久元喜造
(前回) 1950年11月、地方公務員法案は国会に提出され、審議が行われました。 分限・懲戒処分を行う手続きとして、事前・事後のいずれかを採るべきかについて、鈴木俊一政府委員は、次のように答弁しています。(1950年11 … 続きを読む
2019年11月6日
から 久元喜造
(前回) 分限処分と懲戒処分は、職員に対する不利益処分ですから、身分保障の観点から公正に行われなければなりません。 公正な処分を担保するための手続きとしては、従来から二つの方法があると考えられてきました。 一つは、処分権 … 続きを読む