今日は、御用始め。
正午から、ポートアイランドの国際会議場で、神戸市、兵庫県、神戸商工会議所などが主催する「平成29年新年合同祝賀会」が開催されました。
各界から、約1700人のみなさんが参加されました。
今年は、西暦1868年1月1日に神戸港が開港して150年の記念すべき年に当たります。
この年の秋、元号は慶応から明治に変わり、我が国は近代国家としての歩みを始め、神戸は、我が国を代表する国際港湾都市として発展してきました。
神戸がここまで発展してきた大きな要因は、交通の要衝であったからです。
神戸の今後の発展を考えるとき、陸海空の交通の要衝であるという神戸の強みをさらに生かしていくことが求められます。
神戸港については、さまざまな記念事業と合わせて、30年後のビジョンを策定し、着実に、港勢の発展を期していきます。
昨年は、長年待ち望まれていた大阪湾岸道路西伸部の着工が決まり、年末には有料道路事業の導入も実現しました。
昨年2月に開港10年を迎えた神戸空港については、運営権譲渡の手続きを着実に進め、関西全体の発展に貢献できるよう、取り組んでいきます。
開港以来、神戸には海外からさまざまな産品、風習、文化が入り、進取の気風に富んだ市民性を育んできました。
神戸市政は、神戸のこれまでの歴史を大切にしながら、進取の気風を受け継ぎ、積極果敢に未知の世界に挑戦していきます。