2013年10月27日に行われた最初の市長選挙から、間もなく12年になろうとしています。
最初の選挙に当たり、私は、自分の仕事に対する基本姿勢をお示ししました。
・「市民の知恵をあつめ、形にする政治」
・「スピード感を持ち、実現する政治」
・「公正で折り目正しい行政」
以上の3点です。
これらは、2回目の選挙(2017年10月22日投票)、3回目の選挙(2021年10月31日投票)でも変えることはありませんでした。
次の選挙(2025年10月26日投票)でも、この基本姿勢を堅持します。
ブレることなく、信念を持って、未来に向かって進んでいきます。
神戸市政に対しては、これまで、地域団体、NPO、企業、大学などさまざまな団体、そして幅広い市民のみなさんからたくさんのご意見、そして具体的な提言、提案をいただいてきました。
職員のみなさんとともに、これらを受け止め、議会を含めたコンセンサスを得ながら、実現に向け、取り組んできました。
変化の激しい時代の中にあって、アイデアを形にするためには、「スピード感」を持って仕事をすることが大事です。
同時に、原案ができたらこれに固執して一気に突き進むのではなく、原案と異なる意見が出された場合には、これを修正してより良い方向を目指す柔軟性も必要です。
このような努力が実を結び、成果を生んでいる事例も積み重ねられてきました。
「公平で折り目正しい行政」は、自分として最も大事にしてきた基本姿勢です。
注目を浴びることがなくても、堅実に対応しなければならない仕事は、防災をはじめたくさんあります。
奇をてらうことなく、基本を踏みはずさない、きちんとした行政を進めます。