以前ブログで紹介しました『スターリン』は、知らなかった旧ソ連の実態を教えてくれるとともに、すでに知られている事件や状況について別の観点や視点を提供してくれます。 たとえば、日ソ間の紛争や外交交渉について、旧ソ連で何が起こ … 続きを読む
2022年4月3日
から 久元喜造
2022年4月3日
から 久元喜造
以前ブログで紹介しました『スターリン』は、知らなかった旧ソ連の実態を教えてくれるとともに、すでに知られている事件や状況について別の観点や視点を提供してくれます。 たとえば、日ソ間の紛争や外交交渉について、旧ソ連で何が起こ … 続きを読む
2022年2月27日
から 久元喜造
著者のオレーク・V・フレヴニュークは、1959年生まれ、モスクワ大学歴史学部教授です。 ロシア連邦国立文書館に長く勤務し、膨大な文書、資料からスターリンの実像に迫ります。 原注、索引を入れると600頁近い大著。大きな衝撃 … 続きを読む
2022年1月23日
から 久元喜造
昨年読みましたが、ようやく感想を記すことができました。 著者は、世界的な広告会社オグルヴィUKの副会長。 コミュニケーション業界の専門機関である英国広告代理店協会の会長も務めました。 人の欲望や行動をかきたてるものは何な … 続きを読む
2021年11月14日
から 久元喜造
スマホが出現してから、私たちの生活は一変し、人間の行動形態や思考方法に大きな影響を与えています。 著者は、このスマホが人間には必ずしも適合しないと主張します。 なぜなら人間の身体や脳は、気が遠くなるほどの年月をかけて進化 … 続きを読む
2021年9月23日
から 久元喜造
帯には「元幹部が”女帝”のタブーを明かす」とありますが、内容の大部分は、東京都庁の実態です。 著者は、都庁の人事課長、知事本局計画調整部長、選挙管理委員会事務局長などを歴任した人物。 豊洲の中央卸売市場移転問題のさ中には … 続きを読む
2021年9月12日
から 久元喜造
この本を読んだのは、「孤独」が国や自治体の政策テーマに挙げられ始めた頃でした。 神戸市も今年の4月、こども家庭局に担当局長を新設するとともに、福祉局・健康局・こども家庭局の3局で構成するプロジェクトチームを設置し、この問 … 続きを読む
2021年8月15日
から 久元喜造
四編から成る連作小説です。 ある種の嘘や偶然の出来事が次の世代に引き継がれ、思いもかけぬ展開を遂げていきます。 物語はミステリー風に展開していきますが、全体を通して読むと、何十年にもわたる大河小説のように感じられました。 … 続きを読む
経済学、都市工学、都市景観など学界のほか、弁護士、不動産鑑定の実務家など15名の専門家による共著です。 最後に座談会が掲載されており、登場される先生方の中の戎正晴先生、齊藤広子先生は、神戸市の「タワーマンションのあり方に … 続きを読む
2021年6月6日
から 久元喜造
子どものときの出来事とか、学んだこととかは、意外とよく覚えているものです。 読んだ本の中で、印象の残った一節の中には、ずっと記憶に残っているものがあります。 そのような中に、カナダについて書かれたことがありました。 多分 … 続きを読む
2021年5月1日
から 久元喜造
帯に「定説をくつがえす本格評伝」とあります。 東條英機に関する定説とは、すでに航空戦の時代になっていたのに飛行機を軽視し、非合理な精神論をふりかざして国民を無謀な戦争に引きずり込んでいったといった類のものでしょう。 著者 … 続きを読む