新興国で急速に進むデジタル化。 「この地殻変動から目をそらすな!」という本書の警告は的を射ており、我が国におけるデジタル化の遅れを改めて痛感する、ほろ苦い読後感が残りました。 本書では、OECDに加盟する38か国以外の国 … 続きを読む
2022年9月19日
から 久元喜造
2022年9月19日
から 久元喜造
新興国で急速に進むデジタル化。 「この地殻変動から目をそらすな!」という本書の警告は的を射ており、我が国におけるデジタル化の遅れを改めて痛感する、ほろ苦い読後感が残りました。 本書では、OECDに加盟する38か国以外の国 … 続きを読む
2022年9月14日
から 久元喜造
6年前に読んだ、岡田尊司『マインドコントロール』(文春新書)(2016年9月3日のブログ)を読み直しました。 本書でまず紹介されるのは、1970年代から80年代にかけて頻発した宗教団体による「霊感商法」です。 真面目な学 … 続きを読む
2022年9月3日
から 久元喜造
著者は、労働社会学、文化社会学専攻の社会学者です。 建築設計の実務経験があり、二級建築士の資格もお持ちで、従来から建築家を研究対象にして来られました。 前著「職業としての建築家の社会学 建築家として生きる」(晃洋書房;2 … 続きを読む
2022年8月17日
から 久元喜造
日本共産党は、戦前、戦後を通じ、同じ名称で活動してきた政党です。 日本の近代史を立体的に理解したいという思いから拝読しました。 日本共産党は、1922年7月15日、東京・渋谷の高瀬清の部屋に、堺利彦、山川均ら8名が集まり … 続きを読む
2022年8月11日
から 久元喜造
劇作家・演出家、平田オリザさんの著書です。 「まことに小さな国が、衰退期をむかえようとしている」という刺激的な一文で始まります。 違和感をつ持つ方もおられると思いますが、我が国が置かれている状況に幻想を抱くことなく、現実 … 続きを読む
2022年8月6日
から 久元喜造
著者の楠木新さんは、これまでも『定年後』(2018年4月18日のブログ)などの著書を著され、定年後の人生の過ごし方について数多くの提言をされてきました。 今回の著書は「中高年以降に居場所を確保するにはどうすればよいのか」 … 続きを読む
2022年7月30日
から 久元喜造
「居酒屋の達人」太田和彦さんのエッセイ集です。 2018年2月から12月まで「サンデー毎日」に連載された「浮草双紙」から編まれました。 だいぶ前から本棚にあり、改めて読み直しました。 居酒屋、旨いもの、旅、町、出会った人 … 続きを読む
2022年7月16日
から 久元喜造
大正時代(1912年7月30日 – 1926年12月25日)は、僅か15年足らずですが、ロシア革命、第一次世界大戦など海外情勢が激変する中、日本の国力は増大し、国際的地位が向上していった時代でした。 軍縮を含 … 続きを読む
2022年7月3日
から 久元喜造
著者は、中国で経済金融系トップの国家重点大学・対外経済貿易大学の教授。 中国在住は、通算20年を超えます。 中国政府が国を挙げて進める「数字中国」(デジタル・チャイナ)の姿がリアルに語られます。 冒頭、コロナ対応の初期の … 続きを読む
2022年6月19日
から 久元喜造
総務省自治行政局で課長をしている友人から教えてもらって読み始めたところ、たいへん面白く、すぐに読了しました。 著者のジリアン・テットは、『フィナンシャル・タイムズ』(FT)の米国版編集委員会委員長を務めるジャーナリストで … 続きを読む