久元 喜造ブログ

2022年8月17日
から 久元喜造

中北浩爾『日本共産党』

日本共産党は、戦前、戦後を通じ、同じ名称で活動してきた政党です。 日本の近代史を立体的に理解したいという思いから拝読しました。 日本共産党は、1922年7月15日、東京・渋谷の高瀬清の部屋に、堺利彦、山川均ら8名が集まり … 続きを読む

2022年7月3日
から 久元喜造

西村友作『数字中国』

著者は、中国で経済金融系トップの国家重点大学・対外経済貿易大学の教授。 中国在住は、通算20年を超えます。 中国政府が国を挙げて進める「数字中国」(デジタル・チャイナ)の姿がリアルに語られます。 冒頭、コロナ対応の初期の … 続きを読む

2022年6月19日
から 久元喜造

テット『ANTHRO VISION』

総務省自治行政局で課長をしている友人から教えてもらって読み始めたところ、たいへん面白く、すぐに読了しました。 著者のジリアン・テットは、『フィナンシャル・タイムズ』(FT)の米国版編集委員会委員長を務めるジャーナリストで … 続きを読む

2022年4月3日
から 久元喜造

張鼓峰事件で勝利したソ連将軍の運命

以前ブログで紹介しました『スターリン』は、知らなかった旧ソ連の実態を教えてくれるとともに、すでに知られている事件や状況について別の観点や視点を提供してくれます。 たとえば、日ソ間の紛争や外交交渉について、旧ソ連で何が起こ … 続きを読む

2022年1月23日
から 久元喜造

ローリー・サザーランド『欲望の錬金術』

昨年読みましたが、ようやく感想を記すことができました。 著者は、世界的な広告会社オグルヴィUKの副会長。 コミュニケーション業界の専門機関である英国広告代理店協会の会長も務めました。 人の欲望や行動をかきたてるものは何な … 続きを読む

2021年11月23日
から 久元喜造

鈴蘭台西口の次は西鈴蘭台

朝日新聞連載、原武史さんが執筆されている「歴史のダイヤグラム」はよく読みます。 3か月ほど前に掲載されていた記事のタイトルは「「西口」とつく駅名の東西」。 原さんは、1999年10月、神戸電鉄粟生線に初めて乗られたそうで … 続きを読む