ウクライナ情勢は、日々刻々と変化しています。 本書が刊行されたのは、昨年(2022年)10月ですが、ロシアのウクライナ侵攻から1年余りが経った今日において、終戦の気配が見えないという状況は変わっていません。 本書は、我が … 続きを読む
2023年3月12日
から 久元喜造
2023年3月12日
から 久元喜造
ウクライナ情勢は、日々刻々と変化しています。 本書が刊行されたのは、昨年(2022年)10月ですが、ロシアのウクライナ侵攻から1年余りが経った今日において、終戦の気配が見えないという状況は変わっていません。 本書は、我が … 続きを読む
2023年2月26日
から 久元喜造
本書について、著者自身はこう記しています。 「本作は、アイザック・アシモフの『黒後家蜘蛛の会』の形式を、明治期に実在した会に当てはめた」 「したがってアシモフにならい、覚え書きを附すことにした」 こうして、明治時代の終わ … 続きを読む
2023年2月13日
から 久元喜造
大久保利通と西郷隆盛が幼少期から近所同士で、竹馬の交わりを結んだことは知られています。 西南戦争で非業の死を遂げた西郷に比べ、大久保利通に対する人びとの視線は冷たく、冷酷な独裁者とのイメージが定着しました。 著者は、出店 … 続きを読む
2023年2月5日
から 久元喜造
明治維新は、世界史的に見て「最も成功した革命」と言われます。 確かに戦乱はありましたが、フランス革命の血生臭さから比べるとその違いは歴然としています。 その背景として、前の時代との連続性があるのではないかということを、い … 続きを読む
2023年1月28日
から 久元喜造
だいぶ前に知り合いからもらった雑誌のコピー『荷風の昭和』を、夜遅くときどき読んでいます。 今回のテーマは「市川左團次との親交」。 親しい友人をつくろうとしなかった永井荷風にとり、数少ない友人が歌舞伎俳優の二世市川左團次で … 続きを読む
2023年1月15日
から 久元喜造
帯に、「江戸の人びとの感情や思考のあり方を広く掬い上げ、江戸文学の奥深い魅力へと迫る詩話集」とあります。 文学に造詣の深い方には、文学の観点からの発見や気づきがたくさんあることと想像します。 そうでない私にとり、江戸時代 … 続きを読む
2023年1月3日
から 久元喜造
近年論壇に頻繁に登場する著者は、慶應義塾大学に学び、現在、慶應義塾大学法学部教授。 専攻は政治思想史のようですが、学生時代は三田レコード鑑賞会に所属し、ピアノ調律師で音楽プロデューサーの原田力男が主宰していた「零の会」の … 続きを読む
2022年12月29日
から 久元喜造
大学は、国策や民間の篤志家などによって設立されたきたという経緯がある一方、地方、すなわち自治体が精力的に国立大学や私立大学を誘致し、自らも積極的に公立大学を設立してきたという側面があります。 本書では、まず、我が国に大学 … 続きを読む
2022年12月24日
から 久元喜造
クリスマスイブ。 夜更け、Youtube でクリスマスソングを聴いていました。 O HOLY NIGT ANGELS WE HAVE HEARD ON HIGH SILENT NIGHT O COME, ALL YE F … 続きを読む
2022年12月5日
から 久元喜造
著者は「日本病」を、「低所得・低物価・低金利・低成長」と定義します。 「日本病」は、今や海外の国々から日本化(Japanification)と呼ばれ、世界の経済学の研究テーマになっているそうです。 その本質は「デフレスパ … 続きを読む