霞ヶ関の中央官庁で働く国家公務員に異変が起きています。 若手が次々に辞めているのです。 私が現役であった10年ほど前は、総務省の旧自治省系の職員が辞めることはほとんどありませんでした。 それが、この年度末にはかなりの若手 … 続きを読む
2021年4月17日
から 久元喜造
2021年4月17日
から 久元喜造
霞ヶ関の中央官庁で働く国家公務員に異変が起きています。 若手が次々に辞めているのです。 私が現役であった10年ほど前は、総務省の旧自治省系の職員が辞めることはほとんどありませんでした。 それが、この年度末にはかなりの若手 … 続きを読む
2021年4月3日
から 久元喜造
今から振り返れば、法案の内容や分量にもよりますが、限られた職員で膨大な条文作成の作業をノーミスでやりきるのはかなり無理があるように思います。 大きな法案になれば、「タコ部屋」と呼ばれるチームが編成されて省内から若手の精鋭 … 続きを読む
2021年4月2日
から 久元喜造
政府提出法案の条文ミス多発が問題になっています。 多くの報道に接しながら、総務省自治行政局長のときの出来事をほろ苦く思い起こしています。 もう10年以上前のことですが、私が責任者として作成した法案が国会に提出されて間もな … 続きを読む
2021年2月27日
から 久元喜造
神戸市では昨年12月、政令市初の「学生短時間雇用」を導入しました。 インターンシップとは異なり、職員として実際に行政の仕事に携わってもらう取り組みです。 これまでに100名を超える応募があり、現在42名の大学生のみなさん … 続きを読む
2020年12月14日
から 久元喜造
甲南大学文学部日本語日本文学科・都染直也教授のご著書です。 都染先生が主宰される甲南大学方言研究会は、このほど令和2年度神戸市文化活動功労賞を受賞されました。 本書の内容は、映画『砂の器』で重要な意味を持つ東北弁に関する … 続きを読む
2020年11月26日
から 久元喜造
市役所で私に対する説明のかなりの部分を占めるのが、残念ながら、懲戒処分事案など職員の不祥事、情報漏洩、誤った会計処理など不適切な事務処理です。 担当幹部も手慣れたもので、説明は淡々と進められます。 私が激高することがない … 続きを読む
2020年10月5日
から 久元喜造
今月号の中央公論は、タイトルにあるように、公務員の数が少なすぎる、行政のスリム化が行き過ぎているというトーンで特集が編まれています。 たとえば、大阪大学の北村亘教授は、「日本の歳出額と職員数の時系列比較と、行政規模に関す … 続きを読む
2020年9月14日
から 久元喜造
教育委員会事務局が学校現場に対して、半年弱に、3687件ものメールを送っていた問題は、いろいろなことを考えさせてくれます。 根本的には、情報の出し手が情報の受け手のことを慮っていないところに問題があるのではないかと思いま … 続きを読む
2020年6月30日
から 久元喜造
前日銀総裁、白川方明氏の大著『中央銀行』の第23章「組織としての中央銀行」の中に、こんな一節がありました。 「多くの政策委員会のメンバーが「この政策は自分たちが作ったものという感覚」(sense of ownership … 続きを読む
2020年6月24日
から 久元喜造
3月から5月にかけて神戸でも感染が拡大し、未知のウィルスとの闘いが続きました。 めまぐるしい動きに対応するため、神戸市でも数次にわたる対応方針を決定し、迅速に実施できるよう全力で取り組みました。 誰もが初めて遭遇する事態 … 続きを読む