安保法制に隠れてあまり報道されませんが、成年年齢のあり方が議論になっています。 選挙権年齢はすでに18歳以上に引き下げられ、来年の参議院選挙では、18歳、19歳の若者も、選挙に参加します。 ところが、民法の成年年齢は20 … 続きを読む
2015年9月17日
から 久元喜造
2015年9月17日
から 久元喜造
安保法制に隠れてあまり報道されませんが、成年年齢のあり方が議論になっています。 選挙権年齢はすでに18歳以上に引き下げられ、来年の参議院選挙では、18歳、19歳の若者も、選挙に参加します。 ところが、民法の成年年齢は20 … 続きを読む
2015年9月6日
から 久元喜造
三宮のジュンク堂でふと目に止まったのが、 石川達三『風にそよぐ葦 上・下』 でした。 かつて映画にもなった有名な小説です。 まだ読んだことがないこの小説が気になったのは、だいぶ前に読んだ、 佐藤卓己『言論統制』 (中公新 … 続きを読む
2015年9月2日
から 久元喜造
8月30日の朝日新聞に、 神戸「ミステリー発祥の地?」 という見出しの記事が出ていました。 神戸文学館の中野景介館長によれば、日本でミステリーが広まり始めたのは昭和の戦前期。 神戸港に来る外国船に積まれたミステリーが古書 … 続きを読む
2015年8月30日
から 久元喜造
ドイツ文学者の池内紀さんとは、家内が親しくさせていただいています。 とても酒を愛しておられ、お酒の席では、穏やかな中に鋭い批評眼を見せ、ユーモアの中に真実を語る方だそうです。 本書の中で池内さんが語られる居酒屋の世界は、 … 続きを読む
2015年8月22日
から 久元喜造
ともすれば過去への関心は、源平の争乱、戦国時代、幕末など戦乱の時代に向かいがちですが、社会制度や慣習は、平時に整備され、形成され、今日まで受け継がれてきた側面が大きいことは確かです。 高埜利彦『天下泰平の時代』 (岩波新 … 続きを読む
2015年8月14日
から 久元喜造
東西冷戦の時代の方が、アラブ世界はまだ平和だったと思われます。 アフガニスタンには、穏やかな王制が敷かれていました。 イラクやシリアでは頻繁にクーデターが起きていましたが、統治機構は機能しており、人々はそれなりに平和に暮 … 続きを読む
2015年8月11日
から 久元喜造
デュッセルドルフ大学トーマス・ポグントケ教授(比較政治学専攻)をはじめとする、18人の研究者の共同執筆です。 500頁を超す大著で、少しずつ読み進め、ようやく読了しました。 中央政府が議院内閣制、地方自治体がすべて大統領 … 続きを読む
2015年7月1日
から 久元喜造
我が国から海外に税金逃れを目的とする資金流出がかなり起きているのではないか、という疑問を持っていましたが、志賀櫻『タックス・ヘイブン 逃げていく税金』を読み、かなりその実態が理解できました。 タックス・ヘイブン(Tax … 続きを読む
2015年6月21日
から 久元喜造
本当は、『実録』そのものを購入し、読み進めるのが本来の姿なのでしょうが、なかなかそこまで時間がとれそうにもないので、安直であることを自覚しつつ、解説書で、昭和天皇の実像に近づきたいと思いました。 半藤一利、保阪正康、御厨 … 続きを読む
2015年5月10日
から 久元喜造
日経新聞に、小林多喜二(1903-33)の恋人、田口タキ(1908-2009)についての連載が掲載されていることもあり、小林多喜二について少し。 代表作『蟹工船』は、大学のときに一度読みました。そして10年ほど前、格差社 … 続きを読む