ヨハン・ポルトナーは、17歳。 大きくて体のがっしりした青い眼の少年です。 彼は第2次大戦の終盤、意気揚々と入隊し、前線に送られるのですが、二日目に榴弾によって吹き飛ばされます。 1944年8月、左手を失ったヨハンは故郷 … 続きを読む
2016年7月23日
から 久元喜造
2016年7月23日
から 久元喜造
ヨハン・ポルトナーは、17歳。 大きくて体のがっしりした青い眼の少年です。 彼は第2次大戦の終盤、意気揚々と入隊し、前線に送られるのですが、二日目に榴弾によって吹き飛ばされます。 1944年8月、左手を失ったヨハンは故郷 … 続きを読む
2016年7月10日
から 久元喜造
きょうは、参議院議員選挙の投票日です。 是非、みんなで投票にいきましょう! そんな日でもあり、政治に関する新書について記したいと思います。 杉田敦『政治的思考』 書店で、以下の目次を見て購入することにしました。 第1章 … 続きを読む
2016年7月2日
から 久元喜造
複数の報道が伝えるところによれば、西宮市は広報紙で、 「政治家は『国民の代表』ではなく、『投票した人』の代表に過ぎない」 と説明しているそうです。 呆れ果ててしまいました。 私もときどき、前回の市長選挙でほかの候補を支援 … 続きを読む
2016年6月27日
から 久元喜造
後世から「バブル」と呼ばれる時代がありました。 1980年代後半から1991、92年くらいまでとされています。 この小説は、この時代を舞台に、寿司職人見習いからのし上がり、破滅していった男の物語です。 文句なく面白かった … 続きを読む
2016年6月22日
から 久元喜造
参院選が公示になり、昨日の読売新聞「論点スペシャル」では、神戸大大学院法学研究科の品田裕教授が若者の選挙権行使について論じておられました。 若い世代が投票になかなか行かない理由の一つは、「投票に行っても何も変わらないし、 … 続きを読む
2016年6月13日
から 久元喜造
ペルーの大統領選挙は、ケイコ・フジモリ氏が僅差で敗れるという決着になったようです。 ケイコ氏は、ご尊父フジモリ大統領の功績と負の遺産の両方を背負いながら、選挙戦を戦わなければなりませんでした。 さまざな解説を含めた報道に … 続きを読む
2016年6月12日
から 久元喜造
トクヴィル(1805 – 1859)は、フランスの政治思想家、政治家人物です。 1830年代に米国各地を旅行した考察に基づき、名著『アメリカのデモクラシー』を著しました。 1835年に第1巻が、1840年には … 続きを読む
2016年6月4日
から 久元喜造
2016年の「本屋大賞」を受賞した小説です。 ピアノをやっている家内から借りて読みました。 NHKの朝のニュースでも紹介されていた話題作です。 主人公は、高校生の時に、学校の体育館でピアノを調律する場面に立ち会ったことか … 続きを読む
2016年5月29日
から 久元喜造
神戸在住の作家、真山仁さんの作品です。(2015年12月中央公論新社刊) 主人公は、選挙コンサルタント、聖(ひじり)達磨。 高額の報酬で候補者選びから選挙を裏で仕切り、圧倒的な当選確率を誇ることから「当確師」の異名を取り … 続きを読む
2016年5月18日
から 久元喜造
今年入庁されたみなさんをはじめ若手のみなさんには、仕事の合間を縫って、できるだけ本を読んでもらいたいと思います。 私がブログで取り上げている本は、自分が好きで読んでいるだけですし、趣味が偏っていますから、あまりお薦めはし … 続きを読む