帯に、「江戸の人びとの感情や思考のあり方を広く掬い上げ、江戸文学の奥深い魅力へと迫る詩話集」とあります。 文学に造詣の深い方には、文学の観点からの発見や気づきがたくさんあることと想像します。 そうでない私にとり、江戸時代 … 続きを読む
2023年1月15日
から 久元喜造
2023年1月15日
から 久元喜造
帯に、「江戸の人びとの感情や思考のあり方を広く掬い上げ、江戸文学の奥深い魅力へと迫る詩話集」とあります。 文学に造詣の深い方には、文学の観点からの発見や気づきがたくさんあることと想像します。 そうでない私にとり、江戸時代 … 続きを読む
2023年1月3日
から 久元喜造
近年論壇に頻繁に登場する著者は、慶應義塾大学に学び、現在、慶應義塾大学法学部教授。 専攻は政治思想史のようですが、学生時代は三田レコード鑑賞会に所属し、ピアノ調律師で音楽プロデューサーの原田力男が主宰していた「零の会」の … 続きを読む
2022年12月24日
から 久元喜造
クリスマスイブ。 夜更け、Youtube でクリスマスソングを聴いていました。 O HOLY NIGT ANGELS WE HAVE HEARD ON HIGH SILENT NIGHT O COME, ALL YE F … 続きを読む
2022年10月10日
から 久元喜造
太平洋戦争中の作戦の中で最も無謀とされ、多数の戦死者、餓死者を出したインパール作戦。 テレビのドキュメンタリーでもときどき取り上げられ、その実像はどのようなものであったのか、以前から関心を持っていたので、「インパール作戦 … 続きを読む
2022年10月1日
から 久元喜造
冒頭、著者は、成熟期を迎えた1968年(昭和43年)の都市計画法には「二つの方向への拡大に対する呪い」が仕込まれたと指摘します。 一つは、横方向への呪い―「線引き」と呼ばれる都市と農村の境界線です。 もう一つは、「容積率 … 続きを読む
2022年9月19日
から 久元喜造
新興国で急速に進むデジタル化。 「この地殻変動から目をそらすな!」という本書の警告は的を射ており、我が国におけるデジタル化の遅れを改めて痛感する、ほろ苦い読後感が残りました。 本書では、OECDに加盟する38か国以外の国 … 続きを読む
2022年9月14日
から 久元喜造
6年前に読んだ、岡田尊司『マインドコントロール』(文春新書)(2016年9月3日のブログ)を読み直しました。 本書でまず紹介されるのは、1970年代から80年代にかけて頻発した宗教団体による「霊感商法」です。 真面目な学 … 続きを読む
2022年9月3日
から 久元喜造
著者は、労働社会学、文化社会学専攻の社会学者です。 建築設計の実務経験があり、二級建築士の資格もお持ちで、従来から建築家を研究対象にして来られました。 前著「職業としての建築家の社会学 建築家として生きる」(晃洋書房;2 … 続きを読む
2022年8月17日
から 久元喜造
日本共産党は、戦前、戦後を通じ、同じ名称で活動してきた政党です。 日本の近代史を立体的に理解したいという思いから拝読しました。 日本共産党は、1922年7月15日、東京・渋谷の高瀬清の部屋に、堺利彦、山川均ら8名が集まり … 続きを読む
2022年8月11日
から 久元喜造
劇作家・演出家、平田オリザさんの著書です。 「まことに小さな国が、衰退期をむかえようとしている」という刺激的な一文で始まります。 違和感をつ持つ方もおられると思いますが、我が国が置かれている状況に幻想を抱くことなく、現実 … 続きを読む