久元 喜造ブログ

モリコーネの音楽 ― 私が好きな曲⑩

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』は、大好きな映画のひとつです。
DVDを買い込み、ときどき家で観ています。
映画の内容も素晴らしいのですが、音楽がとても素敵です。

小泉純一郎元総理も、この映画と音楽に魅せられたひとりで、ご著書『音楽遍歴』の中で、次のように書いておられます。

この映画は、禁酒法時代(1920年代)のギャングの裏世界を舞台にした友情や裏切りの人間ドラマで、回想シーンを交えながら描いている。私の好きな映画だ。
ロバート・デ・ニーロの演技もよかったけれど、何よりも音楽が素晴らしいと感じた。それから『ミッション』の映画音楽もモリコーネと知って聴いて、それからどんどん聴き込んでいった。

小泉元総理は、エンニオ・モリコーネの音楽の特徴について、「イタリア・オペラにも通じる旋律の美しさに加え、哀愁に満ちた音楽を生み出している」と評しておられます。
koizumi

さっそく、モリコーネの映画音楽の4枚組CDを購入しました。
morricone
Youtube には、モリコーネ自身がオーケストラを指揮した動画もアップされていますが、BGMとしてではなく、コンサートで演奏される価値のある作品群だと感じます。