久元 喜造ブログ

2024年11月23日
から 久元喜造

隈研吾『日本の建築』

日本を代表する建築家の一人、隈研吾氏が日本の建築について語ります。 私は建築の素人ですが、神戸市はとくに近年、かなり多くの建物をつくってきたこともあり、建築については関心を持ってきました。 ごく一部しか理解できませんでし … 続きを読む

2024年10月24日
から 久元喜造

岩尾俊平『世界は経営でできている』

よく売れている新書だそうです。 目次を開くと、「〇〇は経営からできている」の〇〇に、日常、貧乏、家庭、恋愛、勉強、虚栄、心労、就活、仕事、憤怒、健康、孤独、 老後、芸術、科学、歴史、人生の17の文字が入ります。 要するに … 続きを読む

2024年10月18日
から 久元喜造

松永K三蔵『バリ山行』

文藝春秋9月特別号に収められていた芥川賞受賞作、松永K三蔵『バリ山行』を読みました。 建物の外装修繕を専門とする会社に転職して2年の30代男性社員、波多が主人公です。 飲み会など会社の付き合いを極力避けてきた波多でしたが … 続きを読む

2024年9月21日
から 久元喜造

佐藤卓己『言論統制』増補版

佐藤卓己『言論統制』(2004年刊行)は、私にとり鮮烈な読書体験でした。((2015年9月6日のブログ)) それまで自分の中にあった戦前・戦中の統制社会が一変するような内容を、数多く含んでいたからです。 軍部の検閲を受け … 続きを読む

2024年9月15日
から 久元喜造

ロバーツ『スターリンの図書室』

「血まみれの暴君は、「本の虫」でもあった」 アイルランドの歴史家で伝記作家、ジェフリー・ロバーツによる異色の伝記です。 スターリンはどんな本を読んだのか、どのような感想を抱いたのか。 スターリンは、読んだ本の多くに書き込 … 続きを読む