女性東大教授の著者が、男子高校で行った5日間の講義が下敷きになっています。 講義と言っても一方的なものではなく、高校生たちとやりとりが活発に行われ、その質問のレベルが高いことに驚かされました。 日本人はなぜ戦争への道を選 … 続きを読む
2019年9月22日
から 久元喜造
2019年9月22日
から 久元喜造
女性東大教授の著者が、男子高校で行った5日間の講義が下敷きになっています。 講義と言っても一方的なものではなく、高校生たちとやりとりが活発に行われ、その質問のレベルが高いことに驚かされました。 日本人はなぜ戦争への道を選 … 続きを読む
2019年9月15日
から 久元喜造
神戸市外国語大学の山之内克子教授の近著です。 「9つの州がつむぐ1000年」と帯にあるように、各州の地域特性と歴史が章立てされ、味わい深く語られます。 改めて感じることは、オーストリアが複雑な多民族国家であることです。 … 続きを読む
2019年8月17日
から 久元喜造
市町村合併で市に編入された、山奥の旧村が舞台。 旧バス道沿いの郵便局兼集会所に集まり、一日中、茶飲み話に耽る四人の高齢者が主人公です。 元村長と元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さん。 ゆったりとした、退屈な時間が流れて … 続きを読む
2019年7月31日
から 久元喜造
「地方交付税」という言葉は、小中学校の教科書にも出てきました。 「国庫支出金」との違いが教科書の説明では理解できず、もやもやした気分になったことを想い起します。 仕事で地方自治の道を選び、地方自治体の財政部局に三度配属さ … 続きを読む
2019年6月29日
から 久元喜造
振り返れば、もう何十年もの間、行政組織、公務員制度、さらには政官関係について、改革が繰り返されてきたように思います。 牧原出教授は、「いつ頃からか、こうした改革を抱え込むことが重苦しくなってきたように見える」と観察されま … 続きを読む
2019年6月8日
から 久元喜造
松宮宏さんの今回の作品も、神戸が舞台です。 主人公は、ずばり、ジャズ。 そしてジャズの名曲たちです。 私は、音楽はどちらかというとクラシックの方が好きで、ジャズは深夜にビル・エバンスなどをときどき聴く程度ですが、改めて神 … 続きを読む
2019年4月7日
から 久元喜造
物語の舞台は、太平洋を望む、人口約7,000人の港町、鼻崎町です。 近隣の大きな市に吸収合併されることなく、町として独立できているのは、日本有数の食品加工会社の国内最大工場があるからでした。 岬に向かう途中には、どの区画 … 続きを読む
2019年3月8日
から 久元喜造
4月の統一地方選挙が近づいてきました。 地方議会議員、首長の選挙に挑戦する候補者におかれては、選挙の告示を控え、正念場を迎えておられることと存じます。 昨年は、「政治分野における男女共同参画推進法」が成立しました。 女性 … 続きを読む
2019年2月23日
から 久元喜造
昨年秋に読んだ『ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光』(2017年10月27日のブログ)は、ずっしりとした重い内容を含んだ著作でした。 そのときにも書いたのですが、ショスタコーヴィチの前に立ちはだかり、彼がおそらくは表面 … 続きを読む
2019年1月26日
から 久元喜造
「教団X」。 不気味なタイトルに惹かれて、書店で手に取りました。 文庫で600頁近い大著です。 そして、ずっしりと重いものをたっぷり含んだフィクションです。 物語の進行はかなり手が込んでいます。 ストーリー自体はさほど複 … 続きを読む