前日本銀行総裁、白川方明氏による 750ページ近い大著です。 私は金融の素人で、本書に出てくる用語、特に英語の意味がときどきわからず、調べながら読み進めたこともあり、通読するのにかなりの時間がかかりました。 本書中の感銘 … 続きを読む
2020年8月8日
から 久元喜造
2020年8月8日
から 久元喜造
前日本銀行総裁、白川方明氏による 750ページ近い大著です。 私は金融の素人で、本書に出てくる用語、特に英語の意味がときどきわからず、調べながら読み進めたこともあり、通読するのにかなりの時間がかかりました。 本書中の感銘 … 続きを読む
2020年7月19日
から 久元喜造
神戸情報大学院大学教授、山中俊之先生の近著です。 世界96か国を回られた外交官としてのご経験を通じ、外国人が日本の歴史のどのようなところに関心を抱くのかについて語られます。 外国人は、長い年月を経て育まれてきた日本の生活 … 続きを読む
2020年6月6日
から 久元喜造
神戸市外国語大学学長・指昭博先生のご著書です。 あらためてキリスト教の死生観について学ぶことができました。 天国とは何か、地獄とは、最後の審判は何を意味するのかなど、キリスト教の教義をなす基本的な概念が、絵画や壁画、墓標 … 続きを読む
2020年3月15日
から 久元喜造
著者は、本書の冒頭で独ソ戦の性格をこう断定します。 ヒトラー以下のドイツ側指導部にとって、対ソ戦は「世界観戦争」であり、「みな殺しの闘争」、「すなわち絶滅戦争にほかならなかった」と。 これに対し、スターリン以下のソ連指導 … 続きを読む
2020年2月6日
から 久元喜造
大好きなピアニスト、アンドラーシュ・シフの対談とエッセイです。 訳は、岡田安樹浩氏。 とても興味深い内容で、一気に読み終えました。 シフは、ブダペストのユダヤ系一家に生まれ、肉親や友人の多くは、ナチス・ドイツによって収容 … 続きを読む
2020年1月19日
から 久元喜造
昨年8月30日にお亡くなりになったドイツ文学者、池内紀 さんの最後のご著書です。 池内さんは、ドイツ文学やモーツァルトの音楽を語りながら、最後までナチス・ドイツとヒトラーに並々ならぬ関心を持ち続けられました。 本書には、 … 続きを読む
2019年12月30日
から 久元喜造
ノーベル生理学・医学賞を受賞され、神戸医療産業都市推進機構理事長としてご指導をいただいている本庶佑先生のご著書です。 がんとは何か、から説き起こされ、画期的ながん治療法、PD−1抗体による免疫療法がどのようにして確立され … 続きを読む
2019年12月7日
から 久元喜造
著者は、北京の対外経済貿易大学の教授。 中国のキャッシュレス社会の日常、そしてキャッシュレス国家がどのように進化してきたのか、どこに向かおうとしているのかについて、わかりやすく描かれます。 中国の「新経済」の大きな特徴は … 続きを読む
2019年11月24日
から 久元喜造
チェコの作家、ミハエル・アイヴァス (1949~)の話題作です。(阿部賢一訳、 河出書房新社) 作者の生まれ故郷、プラハが舞台です。 「私」は、雪の降る日、古本屋で不思議な菫色の本に出会います。 そこには「痙攣して締めつ … 続きを読む
2019年9月27日
から 久元喜造
今週、9月24日(火)の毎日新聞「蔵書 拝見」に、日本維新の会共同代表・参議院議員の 片山虎之助 先生が登場 … 続きを読む