昨日4月18日、神戸空港第2ターミナルが開業し、神戸空港の国際化が実現しました。
朝、国際チャーター便就航を祝う記念式典が開催され、早朝から出席していただいたみなさまに、私から感謝のご挨拶を申し上げました。
完成した第2ターミナルを構想したときから、ポートランド空港など海外の空港ターミナルを参考にし、神戸らしさが感じられるデザインを目指しました。
「海に浮かび、森を感じる」がコンセプトです。
建物はガラス張りで、自然光が差し込み、天井は高く、開放感が感じられます。
木材をふんだんに使い、利用者の動線にも配慮しながら、緑の植栽も随所に配置しました。
搭乗手続きがワンフロアで完結できるように、出国・入国手続きの各施設がシンプルにまとめられています。
2階の展望デッキからは、神戸の海と街、六甲山の山並みが望めます。
神戸空港からは、韓国、中国、台湾の航空会社4社が、韓国のソウル(仁川)、中国大陸の上海(浦東)、南京、そして、台湾の台北(桃園)、台中との間で、週40便を運航します。
神戸をはじめとする関西の各地域は、新たに神戸空港を通して、世界とつながることになりました。
昨年から大阪、淡路島をはじめ新規のバス路線が開設され、アクセスも強化されています。
新神戸駅・三宮からは、マリンエアシャトルが運行されており、三宮には8時台に5分間隔でバスが停車します。
神戸空港の国際化により、神戸は陸・海・空の交通の要衝としての地位をさらに高め、新たな国際都市への可能性を手にすることができました。
この可能性を現実のものとし、開花させることができるよう、経済界をはじめ幅広いみなさんと手を携え、全力で取り組んでいきます。