3月から5月にかけて神戸でも感染が拡大し、未知のウィルスとの闘いが続きました。
めまぐるしい動きに対応するため、神戸市でも数次にわたる対応方針を決定し、迅速に実施できるよう全力で取り組みました。
誰もが初めて遭遇する事態でした。
休業要請や外出自粛の中で、日常生活と経済活動へのマイナスの影響を最小限にする新しい発想が求められていました。
動いてくれたのは、中堅・若手を含む職員のみなさんでした。
市役所の中の作業に終始せず、民間事業者の方々とネットでのコミュニケーションを重ねながら、次々に新しい施策を編み出し、実施に移していったのです。
以下は、4月上旬から一月半くらいのうちに、職員のみなさんが企画してくれた新規施策の例です。
・神戸市とUber Eatsの連携による飲食店・家庭支援策「Uber Eats + KOBE」
・新型コロナウイルス対策のてくのテクノロジーを持つスタートアップを全国から募集
・地方企業向け副業・兼業プロ人材ママッチング JOINS×神戸市
・神戸市・㈱出前館の連携による飲食店・家庭支援策「KOBE出前シフトサポート」
・神戸市とmobimaruの連携による住宅団地へのキッチンカー提供実験
・「家庭教師のトライ」と連携した生活困窮者学習支援事業(個別同時双方向型オンライン学習&バーチャル自習室)
対外的な発表も、多名部重則広報官の記者会見に、実際に企画に携わった職員が登場し、説明にあたりました。
それらの大半は、新聞、テレビなどで報道され、市民に周知されるとともに、全国にも発信されました。
これからも新規施策の企画・立案、発信に職員のみなさんに積極的に参加してもらうつもりです。