久元 喜造ブログ

新型コロナ最優先で新年度がスタート


きょう4月1日から、令和2年度がスタートしました。
神戸市も定例の人事異動を行いましたが、新型コロナウィルス感染症への対応を最優先にしたシフトを敷くことにしました。

まず、庁内全体のマネジメントを担当する行財政局長、医師の資格を持って感染拡大防止に全力で取り組んでいる保健所長(保健福祉局担当局長)は、定年退職の予定でしたが、それぞれ本人の同意を得て、地方公務員法に基づく勤務延長の措置を執り、引き続き現在の職務に当たってもらいます。
保健福祉局は事務が大幅に増えてきたたため、4月から福祉局と健康局に再編成することにしましたが、新型コロナウィルス感染症への対応に最も深く関わる健康局長には、これまで感染拡大防止の陣頭指揮をとってきた保健福祉局長が就任します。
さらに、健康局には担当局長を配置し、体制の強化を図ります。

例年、人事異動の時期には、庁内外での挨拶回りが行われてきましたが、感染リスクを少しでも減らすとともに、事務の停滞を来すことがないよう、職員の挨拶回りは行わないこととしました。
各方面のご理解をお願いいたします。

今年度は、神戸市職員として289人のみなさんを迎えます。
心から歓迎申し上げるとともに、フレッシュな感覚を私たちの組織に注ぎ込んでほしいと期待しています。
例年行っている入庁式については、感染防止を図るために野外で十分な距離をとって行うことを予定していましたが、残念ながら雨天のため中止することにしました。

神戸市は、きょうから新しい仲間を迎え、改めて職員が一丸となって新型コロナウィルス感染症と闘うとともに、神戸を見違えるような街にすることができるよう、全力で取り組みます。