久元 喜造ブログ

案内板・外国語表記の点検


国際都市・神戸は、外国人のみなさんにとっても、住みやすく、便利な街でありたいです。
看板、サイン、デジタルサイネージなどでの情報提供も、外国人にとり、分かりやすい表示が求められます。
そこで神戸市では、2017年(平成29年)に「案内サイン共通仕様書」を一新し、英語表記方法も含めて表示基準を定め、情報内容やデザインに共通性や連続性を持たせたサイン整備を進めることにしました。

しかし、まちなかにある案内サインなどを見ると、英語表記の意味が分かりにくく、不親切で不適切な例が見られ、投書などで指摘をいただくことがあります。
私自身、首をかしげるような表記を目にします。
職員に三宮周辺を歩いてもらったのですが、少し調査しただけでも、不適切のものがすぐに見つかりました。
上の写真では、「三宮センター街東口」が、3種類の異なる表記になっています。
下の写真は、どうみても翻訳が不十分で、これでは目的地にたどり着けないでしょう。

そこで、情報共有アプリ「KOBEぽすと」を活用し、まちなかのサインの外国語表記(英語・中国語・韓国語)について、チェックをしていただくことにしました。
まずは、登録ユーザー、ネットモニター、留学生のみなさんに投稿をお願いしていますが、幅広い市民のみなさんにも参加していただきたいと考えています。
具体的には、「案内板外国語チェックのお願い」をご覧ください。

もちろん、このような現状は、私を含め市職員が問題意識をもって改めていかなければなりません。
その上で市民のみなさんにもこの作業に参画していただき、スピーディーに改善していきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。