選挙中も、
「『ひょうたん池物語』、読みましたよ」
と、ときどき声をかけていただきました。とてもうれしかったです。
登場する生き物たちについて質問を受けたり、話題になることも多いので、少し紹介させていただきます。
主な登場生き物は、ドンコ(どん太)、カワバタモロコ(モロコさん)、スズメ(ちゅんこ)、フナ(ふなじい)、カラスヘビ(からきち)、マムシ、イシガメ、ドジョウです。
このほか、ホトトギス、フクロウ、カッコウなどの鳥たち、イモリ、リス、ネズミなどの動物、カブトムシ、クワガタ、タガメなどの昆虫も登場します。
これらの中には、絶滅危惧種になったり、ずいぶん見られなくなった生き物もいます (神戸版レッドデータ2015)。
同時に、神戸市内には、今でも豊かな自然環境が息づいています。
神戸市では、さまざまな団体、大学などと連携し、生物多様性を保全するための取組みを進めており (神戸市の生物多様性に関するポータルサイト) 、このような神戸市の取組みは、自治体の中でも進んでいると思います。
たとえば、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが行った、全国665自治体の評価では、神戸市は、生物多様性への取組みについて、最も高いランクの評価を受けています (同社のニュースリリース) 。
10月10日には、「神戸市生物多様性の保全に関する条例」を公布しました。
今後とも、市民のみなさんとともに、残された自然環境の保全と生物多様性の回復に取り組んでいきます。