久元 喜造ブログ

若手農業経営者のみなさんとのひととき

木曜日は、北区の道場、大沢にお邪魔し、トマト圃場、イチゴ圃場、ワイン用ブドウ圃場、市民農園などを見学させていただきました。
また、ボランティアのみなさんによって手入れされた里山の姿も見ることも出来ました。
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夕方からは、フルーツフラワーパークで、道場、大沢のほか淡河や八多など若手の農業経営者のみなさんと懇談しました。
参加されたのは、30代、40代の16名のみなさんです。いろいろとお話を聞かせていただき、それぞれの発想や考え方で、果敢に挑戦されている姿に、大いに勇気づけられました。さまざまな課題があることは事実ですが、北区における農業の可能性を確信することができました。
現在、フルーツフラワーパークで、新しい農業技術支援拠点の整備を進めていますが、その研究成果の一部がすでに農家に提供され、実を結びつつあることも改めて知ることができました。

私からは、農業への取り組み以外に、市街化調整区域内の既存集落に住宅を建築する場合の規制を緩和し、人口を呼び込む手立ての一つにしたいと考えていること、また、深刻化している有害鳥獣被害への取り組みを強化していることなどもお話ししました。

まだ一部の地域に止まっているようですが、農村集落の空き家に外から移り住む動きもあるようです。
未来に向けたこれらの取り組みは、まだ散発的な段階にとどまっているのかもしれません。しかし、これらの動きを確かなものにし、大きな流れにしていくことはきっとできるのだということを、若手農業経営者のみなさんとの意見交換を通じ、力強く感じることができました。確かな手応えを感じるたことはありがたかったです。
神戸農業と北区農村地域の活性化のために、農業経営に熱心に取り組んでおられるみなさんといっしょに頑張っていきたいと思います。