久元 喜造ブログ

リヨンの内臓料理

先週、投資促進セミナーのために訪れたリヨンは、美食の街、「食都」として知られます。
高級レストランもたくさんあるようですが、我々は、ぎゅうぎゅう詰めの庶民的なお店で、内臓料理などを楽しむことにしました。
観光客のほか、地元のみなさんとおぼしき一行などたくさんのお客さんがおられ、たいへんな賑わいです。
内臓料理に焦点を当てて注文。

まず、「蜂の巣」と呼ばれる豚の胃の料理です。トマト風味で煮込んでいます。
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続いて出てきた、おそらくは豚の腎臓は、鶏の砂肝とレバーを足して二で割ったような味がして、苦みがほどほどにあり、存在感のある味わいでした。
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別の店では、蛙の唐揚げも注文しました。
以前、新宿のはずれで食べた蛙料理は、大きな食用蛙で、唐揚げで出されたその味は鶏肉のようでしたが、今回の一皿は、小さな蛙の下半身がいっぱい盛り付けられていて、ずっと野性的な雰囲気を漂わせています。
味はなかなかジューシーでした。写真の掲載は、控えさせていただきます。

リヨンは、絹織物の生産から発展してきた街で、レストランには、「絹織職人の脳味噌」と名付けられたチーズもありました。