久元 喜造ブログ

同じ事業は、同じ名前で。

市役所の中のことは、なるべく、私のブログでは書かないことにしてきました。
「意見があるなら、ブログではなく、直接、言ってください」
「職員の悪口をブログで言うべきではありません」
という諫言をいただいてきたからです。それは、もっともだと思います。
しかし、何度か申し上げても、やはり、変わらないことはあり、特定の組織のことを批判することがないように気をつけながら、市役所の職員のみなさんの目に触れることを覚悟しつつ、申し上げたいことを記させていただきたいと思います。
念のために申し上げますが、これは、特定の部局の説明のことを取り上げているのではなく、全体的な市役所の傾向についての、単なる感想ですので、どこのことの話なのかという詮索なしに、お読みいただければ幸いです。

お願いのひとつは、同じ事業には、同じ名前を使ってほしいということです。
予算のときもそうでしたが、同じ事業や施策に、局などの組織の違いによって、また、担当者の違いによって、それぞれ、違う名前がつけられていて、戸惑うことが結構ありました。
違う名前でも同じことを意味するのだということは、市役所のみなさんは全員わかっておられ、わからないのは、私だけで、質問すると、同じ事業や施策であることがわかったのですが、そのことが確認できた時点では、市役所のみなさんの説明や会話は、もう、とっくに先の方まで行っていて、何が何だか、わからなくなることが結構ありました。

もうひとつ、逆に、違う事業や施策に、似たような名前がたくさんつけられ、いったい、これは、同じものなのか、違うものなのか、わからず、子細に資料を見ると、違うことがようやくわかったということもありました。

できるなら、外の人間にも、わかりやすい事業・施策の名前をつけていただきますよう、お願い申し上げます。