神戸市内の感染者の発生は、きょうで30日連続してゼロとなり、事態は落ち着いてきているように見えます。
市民のみなさんのご協力、多くの関係者の多大なご貢献に改めて感謝申し上げます。
しかし新型コロナウイルスが消え去るわけではなく、第2波の襲来の可能性を多くの専門家が指摘しています。
私たちは、できる限りの対策を講じ、第2波の襲来に備えなければなりません。
そして、そのような事態になったとしても、狼狽えることなく、冷静に対処し、乗り切っていかなければなりません。
はっきりしていることは、私たちは、この厄介なウイルスとともに生きていかなければならないということです。
「with コロナ」時代をどう前向きに生きるのか。
生活スタイルや経済活動を「withコロナ」時代に対応したものへと、変容させることが求められています。
神戸市の施策も変わっていかなければなりません。
そこで「神戸市withコロナ対応戦略」を策定し、感染拡大の防止と市民生活・経済活動の維持・回復の両立を目指すことにしました。
私たちは、ひとりで生きていくことはできません。
「with コロナ」時代であっても、語り合い、助け合い、そして稼いでいかければなりません。
「with コロナ」時代にふさわしいコミュニケーション、自助・共助・公助のありよう、ビジネスの姿を、神戸にふさわしいやり方でつくりあげていければと思います。
この戦略は、役所が素案をつくり、市民の意見を求めるのではなく、いただいたご意見をもとに策定することにしています。
ぜひご意見をお寄せくださいますよう、お待ちしております。 「神戸市withコロナ対応戦略」の策定に向けて