神戸市独自の家賃助成が、きょうからスタートしました。
ビルオーナーへの支援策です。
テナントとして入居されている店舗のみなさんからの、固定費である家賃負担の軽減が不可欠であるとの切実なご意見を踏まえ、実施することにしたものです。
店舗側が家賃負担に耐えかねて退去を余儀なくされた場合、ビルオーナーの側でも機会損失が生じます。
新たな店舗出店が厳しい状況の中で、できうる限り、現在のテナント契約を継続していただくことが求められると思います。
国においては固定資産税の減免やその他の税制上の措置を講じることとされています。
神戸市は、これに加え、単独の施策として、4月と5月の2か月分の賃料を2分の1以上減額していただいた場合に、減額分の8割(上限200万円)を助成することといたしました。
ビルオーナーのみなさんにおかれましては、今回の支援策を活用していただき、テナントのみなさんと末永い契約関係を保つための賃料水準について改めてご検討いただきたいと存じます。
テナントのみなさんにおかれましては、今回の支援策を踏まえ、ビルオーナーのみなさんと、賃料水準について改めてご協議いただきたいと存じます。
ビルオーナー、テナントのみなさんが、現下の厳しい状況に対する危機意識を共有していただき、共に乗り越えるための方法について話し合いを行っていただきたいと考えます。
きょうからコールセンターを設置しましたが、すでに400件を超える照会をいただいています。
持続化給付金などほかの支援策とともに、神戸市の独自施策も活用していただき、力を合わせて困難な状況を乗り切っていきたいと思います。