久元 喜造ブログ

神戸市内で初めて感染者が発生。


神戸市では、きょう3月3日から、市内の小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校を、15日まで臨時休業としました。
この特別の対応を始めたきょうの昼前、神戸市内で初めて新型コロナウィルス感染症の感染者が確認されました。
直ちに記者会見を行い、感染の事実を公表するとともに、昼過ぎから、第1回新型コロナウィルス感染症対策本部員会議を開催し、今後の方針を確認しました。
この感染者の方の行動歴や接触歴を調査するとともに、国・兵庫県と連携しながら、感染拡大防止に向けた万全の措置を講じていきます。

残念ながら、ネット上ではデマや不確かな情報が飛び交っています。
正しい情報にもとづき、こまめな手洗いなど地道な対応をきちんととっていただくことが、ご自身の感染防止と地域社会における感染拡大防止につながります。
疑問点は、神戸市の24時間相談窓口にお問い合わせください。
078-322-6250

また、きょう 神戸市ホームページ をトップページから更新し、神戸市がとっている措置の内容をより分かりやすくご覧いただけるようにしました。
内容は日々更新していきます。

神戸市内のインフルエンザ発生件数は、去年に比べて激減し、また救急出場件数も前年同期比で約8%減少しています。
市民のみなさんの予防のための行動が、このような結果に結びついているとも考えられます。
私たち一人ひとりの行動が、新型コロナウィルス感染症の拡大防止につながります。

夜には、2件目の感染者が確認されました。
この方についても、1件目と同様の対応をとります。
神戸市としては、今後のあらゆる可能性を想定し、緊張感を持って万全の態勢で臨んでいきます。