久元 喜造ブログ

神戸市立小・中・高は、3月3日から休校。


国の方針を受け、神戸市の対応方針 を決定し、きょう午前中に記者会見を開き発表しました。
何よりも子供たちの健康・安全を第一に考える見地から、神戸市立の小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校を、3月3日(火)から15日(日)まで臨時休業とします。

共働き家庭などの子供たちの居場所を確保するため、春休みなど通常の長期休暇と同じように、3月3日(火)から午前中からの学童保育を実施します。
学童保育中の感染リスクを減らすためには、子供の空間密度を少しでも下げることが求められます。
そこで、この措置による学童保育は、小学校3年生以下の子供を対象とします。
小学校4年生以上で家庭で対応できない子供については、それぞれの学校で預かるようにします。
これら学童保育にあたる職員を確保するため、職員の人件費については、市単独で特例加算を行うとともに、民間学童保育施設に対する特別補助を実施します。

このように子供の居場所を確保するための措置は講じますが、子供の感染防止のためには、できるだけ家庭で過ごしてもらうようにすることが求められます。
企業などにおかれては、子供を養育する従業員などの休暇の取得、在宅勤務などが可能となるよう、緊急の対応をとっていただくようお願いします。

市立図書館、博物館・美術館、地域体育館、区民センター、勤労市民センター、水族園、こべっこランドなどの施設については、3月3日(火)から15日(日)まで閉鎖します。

今がまさに感染の流行を早期に収束させるための極めて重要な時期です。
市民、企業のみなさんには、ご不便をおかけしますが、ぜひご理解の上ご協力、ご支援をお願いします。