久元 喜造ブログ

神戸市 成人お祝いの会


きょう、ノエビアスタジアム神戸 で、令和になって初めての神戸の成人式、「神戸市成人お祝いの会」が開催されました。
今年は、震災から25年の年。
開会に先立ち、震災のときの映像が放映され、黙祷が捧げられました。
神戸の成人式は、毎年、華やかな中にも厳粛な雰囲気で行われます。
私からは、ネット時代であるからこそ、自分の眼で見、自分の耳で聴き、漂ってくる香りを嗅ぎ、手に直接伝わってくる感触を感じて、目の前の現実と向き合い、大人として生きる力を獲得してください、とお祝いの言葉を申し上げました。
6人の新成人の代表が、それぞれの想いを込めて「20歳の誓い」を述べました。

後半は、3人が同じ神戸高校の同級生、WEAVER のみなさんによるコンサートが行われ、最後は、新成人の代表6人も加わって、「しあわせ運べるように」の合唱で閉じられました。

今後の成人式のあり方ですが、民法の成人年齢が2022年4月に18歳に引き下げられることから、開催時期などが課題となってきました。
私は、以前から、現行どおり20歳になるみなさんを対象として、時期も1月のままで開催するのがよいのではないかと考えてきました。(2019年1月15日のブログ
18歳は、進学、就職の岐路に当たる大事な時期で、1月は大学受験シーズンに当たります。
そこで、2023年(令和5年)以降についても、現行どおり、その年度に20歳を迎える方を対象として、1月に開催する方針を決定しました。(神戸市ウェブサイト
法律上は、18歳で成人になるので、会の名称については、2月から3月頃にかけて若い世代のみなさんの意見を募り、検討したいと考えています。