久元 喜造ブログ

デュオこうべに「ストリートピアノ」が登場。


少し前に、BSで放送されていた「駅ピアノ」について記しました。(2018年11月29日のブログ
このときは、すぐに神戸で実施するのはむずかしいのではないか、と感じていましたが、予想以上に早く実現しました。
動いてくれたのは、住宅都市局市街地整備課のみなさんです。

JR神戸駅近く、デュオこうべ  浜の手・デュオドームに、「ストリートピアノ」が設置されました。
だれでも自由に弾けるピアノです。

置かれている楽器は、本山幼稚園で使われ、震災後は本山第三小学校で保管されていたアップライトピアノ(MIKIピアノ)です。
1978年(昭和53年)から約40年間使われていましたが、保存状態は良好で、修理・調律が行われた後に設置されました。
神戸市がピアノを設置し、管理は㈱神戸地下街が行います。
㈶神戸文化振興財団の全面的な協力もいただいています。

設置期間は、1月26日(土)から2月11日(建国記念日)ですが、反応を見たうえで、3月中下旬に本格設置する予定です。
デュオこうべを、演奏したり、音楽を聞いたり、写真を撮ったりと、にぎわいが生まれる空間にできればと願っています。

1月27日(日)の午後、会場を訪れましたが、ショパンの美しい調べが響き、たくさんのみなさんが聞き入っていました。
子どもたちが興味津々、ピアノを覗き込んでいました。

年代を問わず、ピアノを触ったことがある方は、どんどん弾いてみてください。
そうやって、街の中のコミュニケーションが広がっていくことができれば、素晴らしいと思います。
設置に至るまで、たくさんのみなさんの参加や協力があったことと思います。
心より感謝申し上げます。