認知症「神戸モデル」 は、診断助成制度と事故救済制度を組み合わせて実施する、全国で初めての試みです。
きょう、1月28日 から、診断助成制度がスタートしました。
診断助成制度は、65歳以上の市民のみなさんを対象に、認知症診断を無料で実施する制度です。
認知症診断は、二つの段階で実施します。
第1段階は、認知症の疑いがあるかどうかを診る「認知機能検診」。
第2段階は、疑いがある方を対象に、認知症かどうかと、病名の診断を行う「認知機能精密検査」です。
認知症は、早期に発見することで、進行を遅らせ、病名(アルツハイマー型、血管性、レビー小体型など)を明確にして症状に応じた対応をすることが可能となります。
早期に受診することが大切です。
第1段階は、身近な地域の医療機関で受診していただけるよう、市内326の医療機関で実施します。
受診には受診券が必要です。
電話、インターネットなどで申し込んでいただき、後日、送付いたします。
(申し込み方法)
第2段階は、地域の専門医療機関で受診していただきます。
広報紙KOBE2月号の認知症の特集記事には、実施する全医療機関を掲載しています。
4月1日からは、以下の事故救済制度がスタートします。
①最高2億円の賠償責任保険に神戸市が加入
②事故の場合にコールセンターで24時間365日相談対応
③GPS安心かけつけサービス
④全市民を対象とした最高3,000万円の見舞金の支給
このように、認知症「神戸モデル」は、早期の診断を促し、万一の事故の場合にも備える仕組みを用意し、認知症の人やご家族を支援していきます。
お問い合わせは、神戸市総合コールセンター まで。