新開地で整備が進められている 喜楽館 が、いよいよ7月11日(水)にオープンします。
かつて「東の浅草、西の新開地」と呼ばれ、国内有数の繁華街だった神戸の新開地。
落語や漫才の公演が毎日のように行われていた神戸松竹座が1976年に閉館して以来、約40年ぶりに落語や伝統芸能が毎日演じられる場が復活します。
喜楽館 のオープンは、新開地の活性化に長年取り組んでこられた、新開地まちづくりNPO が中心的な役割を果たされました。
高四代理事長をはじめNPOのみなさんのこれまでのご努力に敬意を表します。
上方落語協会 からも全面的なご支援をいただいていることもありがたいことです。
喜楽館 は、2階建て、客席の数は約200です。
建設費は、約2億7000万円。
国庫補助が約1億円、神戸市と兵庫県がそれぞれ5000万円を補助しました。
運営は、新開地まちづくりNPO が行います。
昼席は、上方落語の定席、夜は、上方落語のほか東京の落語家さんの独演会、浪曲、講談、漫才、踊り、ジャズのライブなどが行われます。
7月11日(水)のこけら落とし公演には、上方落語協会会長の桂文枝師匠をはじめ豪華な顔ぶれが出演されます。
喜楽館 のオープンは、新開地の活性化に大きく寄与すると期待されます。
この機会をとらえ、新開地駅から高速神戸駅までの地下通路のリニューアルも計画されています。
地域のみなさんとしっかりと手を携え、新開地の歴史と伝統を踏まえながら、新開地のにぎわいづくりに取り組んでいきます。