きょうは、ノエビアスタジアム神戸で、INAC神戸レオネッサの開幕戦があり、恥ずかしいながら、キックインセレモニーのキッカーを務めさせていただきました。
試合は、INAC神戸が、ノジマステラ神奈川相模原に、3-0で勝利しました。
ノエスタのピッチコンディションをいつも良好な状態に維持していくことは、神戸市の責任です。
そこで、現在取り組んでいるのが、ハイブリッド芝の導入です。
ハイブリッド芝は、天然芝に人工繊維を埋め込んだもので、欧米ではよく使われています。
芝が生長すると根が人工繊維に絡み、芝の耐久性を向上させます。
また、水はけや通気性が良くなることから、天然芝の生育を促進すると言われています。
そこで、 2016年12月29日のブログ でも記しましたように、ハイブリッド芝の実証実験を昨年から行ってきました。
これまでのJリーグの規約では、ピッチは天然芝だけに限られていましたが、今年1月25日の理事会で「Jリーグが認めたハイブリッド芝」が追加されました。
「ピッチ全体が天然芝と5%以下の人工芝を組み合わせたもの」で、「ピッチ外でテスト敷設して事前に検証すること」が必要です。
神戸市では、現在行っている実証実験の結果を今年の夏ごろにJリーグに提示して承認を求める予定です。
承認が得られれば、年内にも敷設工事に入り、来年春の完成を目指します。
Jリーグの2018シーズンは、ハイブリッド芝で行われることになります。
2019年には、神戸でラグビーワールドカップが開催されます。
ノエスタは、サッカーもラグビーも両方がハイブリッド芝で開催される、我が国で初めてのスタジアムになります。