きょうの神戸新聞は、北区鈴蘭台の駅前に建設を進めている再開発ビルの名称が「Bellst(ベルスト)」に決まったと報じていました。
一般公募390点の中から選ばれたようで、鈴蘭台の鈴を意味する「bell(ベル)」と、駅の「station(ステーション)」、出発の「start(スタート)」からとった「st」を組み合わせた造語だそうです。
がっかりしました。
この再開発ビルは、総事業費約157億円を投じ、北区の発展を願って整備を進めている事業です。
ビルには、商業施設とともに北区役所も入り、神戸電鉄鈴蘭台駅とも直結されます。
駅前広場も整備し、交番の駅前移転も実現します。
公共性の高い事業で、その鍵を握る再開発ビルの名称は大切です。
わざわざ由来を説明しなければならないような、カタカナ横文字の名称で本当によいのでしょうか。
もっとわかりやすい名称は考えられないものなのでしょうか?
再開発ビルの名称を決める権限は、㈱大和リースにあり、神戸市にはないようなので、私が何を言っても犬の遠吠えかもしれませんが、北区民のみなさんをはじめ、関係の方々には、今一度立ち止まってお考えいただければ幸いです。