久元 喜造ブログ

不発弾処理が無事、完了

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神戸市中央区中山手通のマンション建設現場で見つかった不発弾は、無事、処理が完了しました。
この不発弾は、戦時中の神戸空襲のときに投下された焼夷爆弾で、5月31日の発見以来、自衛隊、警察、消防、神戸市、関係事業者などが連携し、準備を進めてきました。
きょうは、午前7時30分、相楽園会館に現地対策本部を設置。
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午前9時、自衛隊中部後方支援隊による作業が現地で開始されました。
第103不発弾処理隊による作業の状況が刻々と報告され、緊張の時間が過ぎていきます。
最初に弾底の信管が除去され、続いて弾頭の信管の除去が成功した報告が入ると、本部に安堵の空気が広がりました。
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さっそく現地に赴き、午前11時40分、安全化宣言を行いました。
命の危険と隣り合わせの作業を完遂していただきました自衛隊の皆様に、心から感謝を申し上げました。
左が弾底の、右が弾頭の信管です。

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焼夷爆弾は、自衛隊のトラックで運び出されていきます。
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自衛隊、警察、消防、NTT西日本、関係事業者をはじめ関係各位のご尽力に心より感謝申し上げます。
また、整然とした避難を行っていただきました周辺住民のみなさんのご協力にも御礼を申し上げます。