久元 喜造ブログ

産経「神戸港 活気戻った」

きょうの産経新聞一面に、この見出しで記事が載っていました。

神戸港の昨年のコンテナ取扱量が「1~6月では前年同期比5・7%増を記録」。「国内外を合わせたコンテナ取扱量を震災以降最高の135万TEUに押し上げた」。
「その後も好調で同年7~10月で90万TEUを記録。取扱量世界6位となり、過去最高だった震災前年の6年(292万TEU)実績にほぼ回復するペースで進んでいる」と報じています。
この理由について、記事は、「26年10月に神戸港や大阪港などを一括運営するため発足した「阪神国際港湾」が、西日本の地方港から韓国・釜山港など東アジアの拠点港に流れた貨物を取り戻すため、輸出入貨物を神戸港経由に変更した船会社や荷主に補助金を出すなどの支援制度を充実。この結果、神戸港と地方港を結んで輸出入貨物を運ぶ「フィーダー輸送」が好調となり、取扱量が増えた」と分析しています。

新年早々から、とても明るい気持ちになりました。
昨日の港運関係団体合同賀詞交換会でも申し上げましたが、来年の開港150年を大きなチャンスととらえ、ハード・ソフト両面にわたる取り組みを行って神戸港の港勢を回復させていきたいと念じています。