新年おめでとうございます。
新しい年の仕事がスタートしました。
神戸は3年連続、人口が減少しています。
人口は都市の活力のバロメーターですから、人口定住対策をしっかりと講じ、神戸への移住・定住を図っていかなければなりません。
かつてのように、山を削って海を埋め立て、ニュータウンを造成していく時代はとっくに終わっており、既成市街地の再生を図りながら、居住都市としての魅力を高めていく方策が求められています。
都市としての総合力を高めていかなければなりません。
とりわけ、子供・子育て、教育、公共交通分野について、新しい発想を取り入れながら、積極的な施策展開を図っていきたいと考えています。
人口減少対策は重要ですが、ひたすら都市の規模を追い求める時代でもありません。
神戸市民が戦災、震災などの試練を乗り越えて創り上げてきた神戸の街のたたずまい、風格をさらに磨き上げ、グレードの高い街を目指したいと思います。
神戸全体としては、居住都市としての魅力を高める一方、神戸の玄関口である三宮などの都心においては、商業・業務機能の集積を図る必要があります。
駅周辺に高層タワーマンションを林立させるのではなく、神戸でショッピングをし、グルメやアートシーンを楽しむ・・・・そのような神戸でありたいと思います。
都心居住へのニーズとのバランスを考えながら、ワクワクできる、賑わいのある街づくりを進めます。
三宮から市役所機能の一部を新長田に移転させるなど、人口減少が見られる西部市街地、ニュータウンの再生を進めるとともに、農村地域への定住を図ります。