先月、西区の里山を歩いたとき (4月27日のブログ) 、「太陽と緑の道」に、下の写真の看板が置かれていました。
あまりにも汚く、最初は不法投棄されたゴミかと思ったら、神戸市が設置した看板でした。
複合産業団地の造成を始めた平成5年に、迂回の案内をした看板のようです。
この表示の必要がなくなった平成17年4月から、もう10年も放置されていたと思われます。
直ちに、撤去するようにしました。
「太陽と緑の道」は、神戸市が設けたハイキングコースで、今年度も管理のために約265万円が計上されています。
本来、コースを汚すことがないよう市民のみなさんに呼びかけるべき立場の市が、このような看板を10年にもわたって放置してきたことは、たいへん遺憾です。
10年の間に、この前を通った市職員もいたと思いますが、誰一人通報する人がいなかったことは、寂しい限りです。
この看板は、当時の「市民局文化振興課」が設置したようで、「太陽と緑の道」は、現在も文化行政担当部が所管しています。
文化行政は、ともすれば、大規模芸術イベントなど華やかな分野にばかり目を向けがちですが、地道な仕事をきちんとしていくことも大切です。
私も、気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。