雲一つない青空の下、第4回神戸マラソンが開催されました。
来年1月17日で、阪神・淡路大震災から20年を迎える神戸。
手を差し伸べていただいたみなさまへ感謝の気持ちを伝える大会です。
そこで、復興の象徴の花である「ひまわり」をイメージした「黄色」のメモリアルグローブを用意しました。スタートセレモニーでは、黄色のグローブを着用した2万人のランナーのみなさんが一斉に手を掲げ、市役所前のフラワーロードに、ひまわりの花が咲きました。とても感動的な光景でした。
私は、9時ちょうど、フルマラソンスタートの号砲を鳴らす役を仰せつかりました。ピストルを手にするのは生まれて初めてで、緊張しましたが、このような名誉な役を仰せつかり、感謝しています。
神戸ルマラソン実行委員会の植月正章会長、井戸敏三兵庫県知事、家次恒シスメックス㈱代表取締役会長兼社長、有森裕子さんほかのみなさんと、次々にスタートするランナーのみなさんを見送りました。
ランナーのみなさんは、神戸の中心街を抜けて、須磨海岸を走り、明石海峡大橋で折り返し、ポートアイランドのゴールを目指します。
女子は斎藤公美選手(京セラ)が2時間38分24秒で初優勝し、私から賞状をお渡ししました。
たくさんの市民のみなさんがボランティアとして参加し、受付、給水、救護などに当たるほか、沿道で声援を送りました。
「20年目のありがとう」の気持ちを、神戸市民と神戸の街は、神戸マラソンを通じて伝えることができたのではないかと思います。
参加されたランナーのみなさん、大会に貢献していただいたすべてのみなさん、本当にありがとうございました。