久元 喜造ブログ

垂水区の政策

今日は、垂水区の政策について触れてみたいと思います。

垂水区の魅力は、何といっても風光明媚なことです。
瀬戸内海の温暖な気候の美しい海と丘陵地、淡路島につながる明石海峡大橋は神戸を代表する風景の一つです。
また、豊かな水産資源にも恵まれています。そして、塩屋の異人館に代表されるように、古くから住宅地として人気があります。

戦後は急速に住宅団地や宅地の開発が進み、現在も北部の丘陵地で活発にニュータウンや商業施設がつくられています。
今でも、垂水区は新規住宅着工戸数が神戸市内で一番で、依然として憧れの住宅地の一つです。
垂水区はまた、地域のコミュニティ活動が活発な地域や文教地域としても、市内で知られています。

このような垂水区の魅力や良さを保ちながら、活力がありこれからの時代にふさわしい安心、安全なまちへと発展するために、私は住宅団地や古くからの市街地の再生、小さな子どもさんからシニア世代までが活き活きと暮らせる環境の整備、地域の交通問題の解消、そして災害に強いまちづくりに取り組みたいと思っています。

昭和40年代から急速に開発が進んだ区内の住宅団地では、住宅や施設の老朽化が進み、住民の高齢化が進んでいます。住民のみなさんとも知恵を出し合って、住宅施設の再生に取り組んでいきます。
若者にも魅力的なまちづくりを通じて、市内で最も多い空き家などの対策にも取り組む必要があります。

子育て環境については、保育所の待機児童数が市内最多で、学童保育コーナーも過密になっている所があります。
新旧の地区での小学校区割の再編も急務です。早急に対策を講じ、働く世代が安心して子育てができる環境をつくっていきます。

垂水区は、丘陵地が海に迫り坂の多い地形であることと、区の北部が急速に開発されていることから、幹線道路で慢性的に渋滞が発生し、朝夕の通勤通学や高齢者や子育て世代の移動にも不便が生じています。バスの優先運行支援や道路状況の改善を図っていく必要があります。

このほか、細い路地が入り組んだ住宅密集地や駅前の商店街の環境改善や、狭い海沿いの地域の津波対策などを通して、安全・安心なまちづくりを進めていきます。

垂水区が持っている魅力をさらに磨くことにより、将来の世代にわたり垂水区が憧れの場所の一つとして輝き続けるよう、住民の皆さんとともにまちづくりを進めたいと思います。

詳しくは、久元きぞう政策・垂水区  をご覧ください。