昨日、10月6日 に続いて、きょうは、谷垣禎一法務大臣が来神され、そごう神戸店、神戸大丸前で、自民党街頭演説会が行われました。
二日も続いて、安倍内閣の要の閣僚が、神戸に来ていただき、私のために、街宣車に乗って応援演説をしていただけるのは、本当にありがたいことです。
私が、谷垣大臣に初めてお会いしたのは、1987年(昭和62年)秋のことでした。京都府の地方課長に赴任してすぐの頃、丹後の現職の町長さんがお亡くなりになり、お通夜の席で、初めて、谷垣先生にご挨拶させていただきました。
あれから、四半世紀の歳月が流れましたが、谷垣大臣には、これまで、いろいろとご指導をいただいて来ました。
きょうの街頭演説では、私は、梅田をはじめ大阪が大きく変貌していることに触れ、神戸も変わっていかなければ、大阪などとの都市間競争に埋没してしまう、と訴えました。私は、「久元きぞう の政策 ― 神戸は「安定した成長軌道」へ ― 」の中で、三宮駅周辺再開発をはじめとする「未来都市創造プロジェクト」を提案しています。
谷垣大臣は、都市間競争の中における、神戸の都心再生の必要性をお認めになりつつ、東京一極集中を打破していくためには、京都、大阪、神戸の三大都市が、従来以上に連携して、関西が一体となった対応を行っていく必要性を強調されました。
私は、神戸は、神戸のためにのみ存在するのではなく、阪神・淡路大震災を踏まえた災害支援、医療産業都市における最先端医療技術を活用した国際貢献、優れた環境技術を活用した「環境貢献都市」など、ほかの地域に貢献する都市としての神戸をイメージしてきましたが、単に、都市間競争に勝ち抜く、といった視点だけでは不十分であることを、谷垣大臣のお話で、改めて痛感しました。
都市間競争を勝ち抜くことだけを目標にするのは、確かに、狭い視点です。
神戸は、大阪や京都と競い合いながらも、互いに連携・協力し、東京一極集中の弊害に対して、建設的なアプローチができるように対応していかなければなりません。
街宣車の上で、谷垣大臣から、とても大切なものをご教示いただいた想いがいたしました。
本当に、ありがとうございました。