久元 喜造ブログ

パラ陸上選手権大会を終えて。


KOBE2024パラ陸上選手権大会は、5月17日から25日までの9日間、ユニバー記念競技場で開催されました。
5月25日(土)の夜、表彰式と閉会式が行われました。

大会組織委員会の増田明美会長などのあいさつの後、神戸市婦人団体協議会のみなさんにより、神戸港町音頭、みなと音頭が披露され、選手のみなさんも一緒になって踊り、観客席からは手拍子が贈られました。

今回の大会には、104か国・地域から、1,073人の世界有数のトップパラアスリートが参加し、連日、白熱した試合が繰り広げられました。
17種目で世界新記録が出るなど、大いに盛り上がりました。
今大会では、「ONEクラス応援制度」というユニークな応援の仕組みがとられました。
企業などから(1口5万円~)の寄付をいただき、学校1クラス分の来場にかかる交通費や観戦パンフレット制作費などに充当しました。
兵庫県内の小・中・高等学校、特別支援学校 約130校、約2万8千人の児童・生徒が招待され、熱い声援を送りました。
また、大会を支えるボランティアには、市内を中心に全国から約1,500人のみなさんが参加され、競技会場内外での選手サポート、語学補助、観客の案内誘導などに当たってくださいました。

お陰様で、KOBE2024パラ陸上選手権大会は、成功裡に閉幕を迎えることができました。
参加されたパラアスリート、心のこもった応援をしてくださったみなさん、大会の運営に参画し、支援していただいたすべてのみなさんに心より感謝申し上げます。
神戸市は、今大会を契機として、よりインクルーシブな社会を目指し、多くの方々の参画をいただきながら、各分野での施策を展開していきます。