KOBE2024世界パラ陸上競技選手権大会 が、きょう開会されました
国際パラリンピック委員会により創設された世界最高峰のパラ陸上競技大会です。
近年は2年ごとに開催され、神戸大会は2021年に開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの世界的な流行により二度延期されました。
会場は、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 です。
東アジアでは初めての開催で、きょうの日を迎えることができた関係者の感慨はひとしおです。
大会組織員会の会長は、1984年ロサンゼルスオリンピック女子マラソン日本代表の増田明美さんです。
今日の午後2時に開始された開会式では、木村優一さん、須磨翔風高校による和太鼓演奏、時田直也さんによる国歌独唱の後、各国代表によるフラッグパレードが行われ、観客席から大きな拍手が贈られました。
増田明美会長が晴れやかに開会のスピーチをされ、会場は明るく、楽しい雰囲気に包まれました。
秋篠宮皇嗣殿下からおことばをいただきました。
秋篠宮皇嗣殿下、同皇嗣妃殿下には、午前中の競技を観戦いただき、また昨日は、灘さくら支援学校、こべっこランド をご視察になり、子どもたちとも交流されました。
心より感謝申し上げます。
陸上競技は、主にトラック競技とフィールド競技に分かれ、車いす、義足、視覚障がいなどが異なるさまざまな選手が出場します。
このため、同じ種目でも障がいの種類とその程度によって細かく区分され、競技が実施されます。
改めて世界各国・地域から神戸に来ていただいたパラアスリートのみなさんを歓迎申し上げますとともに、スポンサーとして支援していただいている企業、ボランティアのみなさんに心より感謝申し上げます。