久元 喜造ブログ

粟生駅での乗換え・夢と現


もう半年以上前のことです。
不思議な夢を見ました。
なぜか播但線の寺前に遊びに行き、辺りを散策しました。
姫路経由で神戸に帰るつもりで、寺前駅から列車に乗りました。
姫路が終点のはずなのに、見知らぬ駅が終点となり、乗り換えることになりました。
駅にはたくさんの乗客がいました。
私はどの列車に乗れば姫路に行けるのかわからず、たぶんこのホームに来る列車に乗れば大丈夫だろうと乗り込みました。
その列車はたいへん混雑していました。
かなりの時間立ったまま乗っていると、また終着駅に到着しました。
終着駅のホームに降りると、もの凄い人だかりでした。
他にもホームがたくさんあり、乗り降りする人、乗り換えようとする人で溢れ返っていました。
それぞれのホームには、違う色やデザインの車両が、到着しては発車していました。
もう訳が分かりませんでした。
いったいどうすれば姫路駅に行けるのだろう・・・・
人混みの中で右往左往しているうちに、目が覚めました。
この夢は、一体何だったのだろう・・・

年が明け、しばらくして、加西市に私用で行くことになりました。
最寄り駅は、北条鉄道 の長駅と聞きました。
一度、北条鉄道に乗ってみたいと思っていたので、神戸電鉄粟生線経由で行くことにしました。
仕事が終わってから、湊川駅で神戸電鉄に乗り、鈴蘭台から粟生線に入って、粟生駅に着きました。


驚きました。
神戸電鉄の車両、JR加古川線の車両、そして北条鉄道の車両・・・カラーもデザインも違う車両が、一緒に停車していました。
人混みや混雑は全然違っていましたが、夢の中で見た光景が、まるで目の前にあるようでした。
不思議な既視感に襲われ、しばし茫然としたのでした。