能登半島地震の被災地では、日を追うごとに深刻な実態が明らかになっています。
神戸市は、国などとの調整により、珠洲市の支援を担当しています。
1 月8日より、兵庫県とともに、避難所運営支援を行う職員を派遣しています。
このたび、現地のニーズを踏まえ、新たに避難者の健康管理を行う職員(保健師)を派遣することにしました。
避難所運営支援を行う職員は、交代しながら避難所運営の支援を続けます。
珠洲市では、インフラが大きな被害を受けていますが、被害の調査のための職員も不足しています。
このため、1月12日から、道路・橋梁・法面・トンネル・港湾施設等の被害状況調査及び復旧に向けた事前調査を行うため、建設局の課長をリーダーとする同局、都市局、港湾局の職員4名を派遣しました。
珠洲市以外では、穴水町には水道局が継続的な支援活動を行っています。
給水活動から、水道施設の災害復旧にシフトしています。
甚大な被害を受けた輪島市門前町には、厚生労働省からの要請により、職員5名(保健師3名、その他2名)を派遣しました。
当面、2月中までを予定し、避難所における住民の健康支援、在宅における要支援者の健康管理などの業務に従事します。
神戸市の全体としての被災地支援の状況は、神戸市ホームページ からご覧いただけます。
被災地の住宅被害の割合は高く、仮設住宅の建設にも一定の時間を要すると見込まれるため、各自治体は、被災者への住宅の提供が求められています。
このため、神戸市では、当面50戸程度の市営住宅に入居していただくことができるよう受付を始めました。
入居期間は、原則1年以内とし、家賃は無料とします。
敷金・保証人は、不要です。