久元 喜造ブログ

高校生との意見交換


ここのところ、高校生のみなさんとの意見交換の機会が増えています。
昨年の12月、県立兵庫高校で講演し、ディスカッションを行いました。
このときは、講演に先立ち、海洋プラスチックごみによって死に絶えていく海鳥の動画を流し、SDGsに関連する政策について話しましたが、生徒のみなさんからの質問は子育て支援策に集中しました。
有意義な意見交換でした。

そこで、3月15日に県立長田高校での講演では、子育て支援に関する神戸市政の基本的考え方と政策の内容について説明しました。
1年生、約320名のみなさんが熱心に耳を傾けてくれました。
子育て政策に関する質問もありましたが、「自分は将来市長になりたいと思っています。市長になるにはどんなことをすれば良いですか?」という質問があったのはうれしかったです。
変化が求められる時代に、若い世代のみなさんが社会のためにどんなことができるかを考え、行動に移してほしいと願います。
壇上に登場した生徒のみなさんからは、さまざまなテーマで提言をいただきました。
身近な公園の整備、空き家の活用、LRTの導入など、なるほどと思うこともたくさんありました。

3月20日には、香川県立高松高校のみなさんが市役所に訪ねてくれました。
神戸市が戦時中にユダヤ人難民に手を差し伸べた経緯を知り、関心を持ってくれたとのことでした。
高校生のみなさんが歴史を含め、社会のありように関心を持ってくれていることは、とてもありがたいことです。
忙しいとは思いますが、地域活動などにも参加し、地域社会に貢献していただきたいと願っています。
ネットモニター の要件も、18歳から15歳に引き下げることにしました。